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キュートなヨルバ・ポップ シミ

Simi SIMISOLA.jpg

いやぁ、か~わいぃ~♡

めちゃくちゃチャーミングな歌声を聞かせてくれるのは、
ナイジャ・ポップの女性シンガー・ソングライター、シミ。
声だけ聴いていると、ティーンかしらと思ってしまうんですけれど、
88年レゴス生まれ、もう29歳なんですね。
個性的なコケットリーな歌声は、ローズ・マーフィを少し思い浮かべたりも。

08年にデビュー作を出し、昨17年にようやく、
本セカンド作のリリースにこぎつけたとのこと。
12年から17年の間に14曲のシングルをリリースしていますが、
おいそれとアルバムは出せないんですね。
ナイジャ・ポップの競争の激しさが垣間見えます。

オープニングは、ピアノのイントロに始まるミュージカル調バラードという
王道のポップスぶりに、いささか面喰っていたら、
続く2曲目の ♪ジョロミ ジョロ♪ というリフレインに、ん?と耳が反応しました。

ナイジェリア音楽のオールド・ファンなら、ピンときますよね。
そう、ヴィクター・ウワイフォ往年のハイライフ・クラシック
“Joromi” のリフレインを巧みに引用しているんですよ。
http://bunboni58.blog.so-net.ne.jp/2009-12-03

そして3曲目はなんと、エベネザー・オベイの87年の曲“Aimasiko” をカヴァー。
オリジナルよりも少しテンポを落とし、レイドバックしたムードで、
ゆるやかにスウィングするジュジュのグルーヴのキモチよさといったら。
インタールードでは、ちゃんとトーキング・ドラム2台の合奏も出てきますよ。
新たなメロディをアダプトして、オベイのジュジュをポップに塗り替えた、
秀逸なトラックです。

4曲目にもトーキング・ドラムがフィーチャーされるほか、
9曲目の“O Wa N'bę” もジュジュとアフロビーツ
(ナイジャ・ポップの新スタイル)のミックスとなっていて、
さりげないヨルバ・テイストのトラックが、
長くヨルバ音楽に親しんできたファンの頬をゆるませます。

このほか、メロウなアフロビーツの“Original Baby”、
柔らかな響きのハウスの“One Kain”、
クールなダンスホールの“Hip Hop Hurray”、
アデクンレ・ゴールドがゲスト参加した“Take Me Back” は、
アクースティック・ギターをメインに据えたフォーキーなトラックと、捨て曲ゼロ。

アルバム全体のサウンド・テクスチャーがふんわりと柔らかで、
トンがった部分がまるでないところが、もろ好みであります。

Simi "SIMISOLA" X3M Music no number (2017)
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