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イサーンの伝統芸能 ラム・クローン

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ケーン1本の伴奏で歌われるモーラムの伝統スタイル、ラム・クローンのCDは、
外国人が制作した民俗音楽シリーズの一枚として見かけることはありますが、
タイ現地でのリリースは少ないので、手に入れるのに苦労します。
ポップ・モーラムのなかに紛れ込んで入ってきたCDを探し当てては、
少しずつ集めてきました。

ポップ・モーラムと違って、こうした伝統的なラム・クローンには
関心がない人がほとんどでしょうけど、
浄瑠璃などの語り物が好きなぼくには、
こぶしの妙味を楽しめるラム・クローンは格別です。
特にぼくが好きなのは、チャウィーワン・ダムヌーン。
チャウィーワンのヴィブラートを巧みに使ったこぶし回しは、絶品です。
キレのあるリズムにノリの良さもバツグンで、
ケーン1本の伴奏でも単調さをまったく感じさせません。
レパートリーはラム・クローンが中心ですが、
ピンや小物打楽器を加えたメロディアスなラム・プルーンも歌っています。

ケーン・ダーラオはチャウィーワンの師匠筋にも当たる人で、
91年に国家芸術家賞も受賞したという、伝統モーラムの第一人者。
どっしりした低音で「オー、オオー、オ~」と歌い出すところは、浪曲師さながらです。
ただCD全編を通して聴くと、どれも同じに聴こえてしまい、
正直退屈してしまうんですけど。

ケーン・ダーラオの奥方ブンペーン・ファイピューチャイは、迫力ある声の持ち主。
チャウィーワン・ダムヌーンのような技巧はなく、
パワーでぐいぐいと押すタイプの人です。

この3人は、93年11月に国際交流基金アセアン文化センターが企画したコンサート
「メコンの響き 東北タイのモーラム」で来日し、
ぼくも原宿のラフォーレミュージアムで観ました。
2部制のコンサートで、1部で3人の伝統モーラムを、
2部でプリッサナー・ウォンシリーとソンポート・ドゥアンソンポンの
ポップ・モーラムを聞かせるという、好企画のコンサートでした。

またチャウィーワンは、キングの民俗音楽シリーズで録音されており、
ワールド・ルーツ・ミュージック・ライブラリー・シリーズ
「タイ:イサーンの音楽/モーラムとポーンラーン」のタイトルで、
今もカタログが生きています。

チャウィーワンの相方をよく務める男性モーラム歌手トンカム・ペンディーも、
ラム・クローンの名歌手のひとりです。

東アジア~中央アジア~中東に至るこぶし音楽に関心のある人なら、
ラム・クローンは無視できません。

Chawiwan Damnoen "CHEWIT CHAO NA" JKC JKCCD005
Chawiwan Damnoen "UMLA THOONG RUANG THONG VOL.1" JKC JKCCD006
Chawiwan Damnoen "SADUDEE AONG RACHA" JKC JKCCD013
Chawiwan Damnoen "CHEWIT MAE MHAI" JKC JKCCD014
Chawiwan Damnoen "HUA AOK CHAO" JKC JKCCD015
Chawiwan Damnoen "FUMA ORI CHAAONAR" JKC JKCCD016
Khen Dalao "SORN PUE TAO" JKC JKCCD001
Khen Dalao "TANG SUNGHARN SAO" JKC JKCCD002
Khen Dalao "ANURAK SINLAPA PHUEN BAN ISAN" Krung Thai KTD-P018
Bunpheng Phaiphiuchai "ATSACHAN" JKC JKCCD008
Thongkham Phengdi 「タイトル判読できず」 JKC JKCCD003
Thongkham Phengdi 「タイトル判読できず」 JKC JKCCD012
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