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<title>after you</title> 
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<modified>2012-02-24T15:13:14Z</modified> 
<author>
<name>bunboni58</name> 
</author>
<tagline><![CDATA[１年延期したレココン、今度こそやります！「ブラジルの「超」粋な男と女たち　～シロ・モンテイロ、マイーザほか」　３月１７日（土）１５時半から　四谷いーぐる 03-3357-9857]]></tagline> 
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<copyright>Copyright (c) 2012, bunboni58 </copyright>
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<title>クールなサンバ・カンソーン　マリア・クレウザ</title> 
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  <modified>2012-02-24T15:13:14Z</modified> 
  <issued>2012-02-25 00:00:00+09:00</issued> 
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  <dc:subject></dc:subject> 

<content type="text/html" mode="escaped" xml:lang="ja" xml:base="http://bunboni58.blog.so-net.ne.jp/2012-02-25">
<![CDATA[
マリア・クレウザといえば、70年代のサンバ・ブームを体験した人には忘れがたい、<br />
美人サンバ・カンソーン歌手。<br />
79年、世界歌謡祭出演のためアントニオ・カルロス＆ジョカフィとともに来日し、<br />
六本木ピットインで一夜限りのライヴをやってくれたんですよねえ。<br />
会場には、マリアをひと目見ようと押しかけた男性ファンで満杯となり、<br />
マリアが登場すると、「ほぉっ♡♡♡」という男臭いタメ息があふれかえったものでした。<br />
<br />
マリア・クレウザはこの来日時がまさに絶頂期でした。<br />
彼女が70年代ブラジルRCAに残したアルバムは、<br />
73年の『リオの黒バラ』から77年の『真夜中のマリア』まで、傑作揃いです。<br />
<br />
<img src="http://bunboni58.blog.so-net.ne.jp/_images/blog/_17d/bunboni58/Eu20Disse20Adeus.JPG" width="193" height="193" border="0" align="" alt="Eu Disse Adeus.JPG" />　　　<img src="http://bunboni58.blog.so-net.ne.jp/_images/blog/_17d/bunboni58/Te20Dije20Adios.JPG" width="192" height="191" border="0" align="" alt="Te Dije Adios.JPG" /><br />
<br />
アルゼンチン、トローバから移籍後のリリース第１作“EU DISSE ADEUS” は、<br />
『リオの黒バラ』という秀逸な邦題で日本盤が出ました。<br />
クリスタル・グラスのように繊細なサンバ・カンソーンを歌う、マリアの個性が完成した名盤で、<br />
アルゼンチンでは“TE DIJE ADIOS” のタイトルでリリースされました。<br />
<br />
もう何百回聴いたかわからないアルバムですけれど、<br />
2000年のペネロペ・クルースの主演映画“WOMAN ON TOP” で<br />
本作収録のサンバ・メドレーが流れてきた時は、思わず映画館の席を乗り出してしまいました。<br />
このアルバムは２イン１ＣＤでリイシューされたものの、いまだ単独ＣＤ化が実現していません。<br />
ぜひきちんとした形でＣＤ化をお願いしたいものです。<br />
<br />
<img src="http://bunboni58.blog.so-net.ne.jp/_images/blog/_17d/bunboni58/Sessao20Nostalgia.JPG" width="188" height="189" border="0" align="" alt="Sessao Nostalgia.JPG" /><br />
<img src="http://bunboni58.blog.so-net.ne.jp/_images/blog/_17d/bunboni58/Sesion20Nostalgia20Ar.JPG" width="190" height="191" border="0" align="" alt="Sesion Nostalgia Ar.JPG" />　　　<img src="http://bunboni58.blog.so-net.ne.jp/_images/blog/_17d/bunboni58/Sesion20Nostalgia_Uruguay.JPG" width="190" height="190" border="0" align="" alt="Sesion Nostalgia_Uruguay.JPG" /><br />
<br />
RCA第２作の“SESSÃO NOSTALGIA”（邦題『哀しみのノスタルジア』）は、<br />
いまだブラジルでは未ＣＤ化。<br />
南米各国盤では、黒地のアルゼンチン盤に朱地のウルグアイ盤があります。<br />
<br />
<img src="http://bunboni58.blog.so-net.ne.jp/_images/blog/_17d/bunboni58/En20Vivo.JPG" width="191" height="191" border="0" align="" alt="En Vivo.JPG" />　　　<img src="http://bunboni58.blog.so-net.ne.jp/_images/blog/_17d/bunboni58/E20Os20Grandes20Mestres20Do20Samba.JPG" width="189" height="190" border="0" align="" alt="E Os Grandes Mestres Do Samba.JPG" /><br />
<br />
“EN VIVO” はアルゼンチンのみでリリースされたアルゼンチン・ライヴ盤。<br />
ジャケットは魅力的ですが、ひと昔前のボサ・ノーヴァ歌手みたいな選曲センスが難で、<br />
これじゃブラジルで発売されなかったのも、無理ありません。<br />
“E OS GRANDES MESTRES DO SAMBA”（邦題『夜明けのサンバ』）は、<br />
カルトーラやネルソン・カヴァキーニョなど、サンビスタのレパートリーを歌った異色作。<br />
可憐なマリアの歌声によるサンバというのがまた妙味で、ファンの間で愛されたアルバムです。<br />
サンバは初めてという人に、最初に薦めるのにも格好の内容で、<br />
このアルバムからサンバ・ファンになった人が、ぼくの周りには大勢います。<br />
これまた未ＣＤ化というのは、ほんっと、けしからんですよね（力こぶ）。<br />
<br />
<img src="http://bunboni58.blog.so-net.ne.jp/_images/blog/_17d/bunboni58/Meia20Noite.JPG" width="190" height="190" border="0" align="" alt="Meia Noite.JPG" /><br />
<br />
そして、リアルタイムの新作として聴いたのが、『真夜中のマリア』こと“MEIA NOITE”。<br />
間違いなく1000回以上は聴いた溺愛聴盤であります。<br />
いまだに１曲目のイントロのギターを聴くと、背中がぞくぞくするもんねぇ。<br />
本作はブラジルRCA100周年記念リイシュー・シリーズでＣＤ化されましたが、<br />
タイトルの‘MEIA’ と‘NOITE’ の間にハイフンが入るという変更がありました。<br />
アルゼンチン盤のほか、ジャケット写真を差し替えたチリ盤もあります。<br />
<br />
<img src="http://bunboni58.blog.so-net.ne.jp/_images/blog/_17d/bunboni58/Medianoche.JPG" width="194" height="192" border="0" align="" alt="Medianoche.JPG" />　　　<img src="http://bunboni58.blog.so-net.ne.jp/_images/blog/_17d/bunboni58/Medianoche20Chile.JPG" width="193" height="193" border="0" align="" alt="Medianoche Chile.JPG" /><br />
<br />
これ以降のアルバムではボレーロぽい曲が増え、<br />
それまで抑制されていた妖艶さが強調され、イヤらしくなってしまいます。<br />
マリアのクールな甘さの中にある穏やかな温かみがもっとも発揮されたのは、<br />
やはり73～77年の５年間だったことは間違いないでしょう。<br />
<br />
<img src="http://bunboni58.blog.so-net.ne.jp/_images/blog/_17d/bunboni58/Apolo2011.JPG" width="186" height="191" border="0" align="" alt="Apolo 11.JPG" /><br />
<br />
透明感のあるクールなマリアの持ち味は、まだ彼女がバイーアで歌っていた頃からの資質で、<br />
幻のデビュー作として有名なJS盤“APOLO 11” のういういしい歌声の中にも、<br />
すでに表れていました。<br />
かつてJS音源を復刻したコンピＣＤに、“APOLO 11” の１曲が収録されたことがありましたけど、<br />
このデビュー作の完全復刻もぜひ期待したいところ。ジスコベルタス、やってくれないかな？<br />
<br />
[LP]  Maria Creuza  "EU DISSE ADEUS"  RCA  103.0077  (1973)<br />
[LP]  Maria Creuza  "TE DIJE ADIOS"  RCA Argentina  AVS4206  (1973)<br />
[LP]  Maria Creuza  "SESSÃO NOSTALGIA"  RCA  110.0004  (1974)<br />
[LP]  Maria Creuza  "SESIÓN NOSTALGIA"  RCA Argentina  AVS4298<br />
[LP]  Maria Creuza  "SESION NOSTALGIA"  RCA Urguay  991.0386<br />
[LP]  Maria Creuza  "EN VIVO"  RCA Argentina  AVS4248  (1974)<br />
[LP]  Maria Creuza  "E OS GRANDES MESTRES DO SAMBA"  RCA  103.0156  (1975)<br />
[LP]  Maria Creuza  "MEIA NOITE"  RCA  110.0014  (1977)<br />
[LP]  Maria Creuza  "MEDIANOCHE"  RCA Argentina  AVSL4495  (1977)<br />
[LP]  Maria Creuza  "MEDIANOCHE"  RCA Chile  110.0014  (1977)<br />
[LP]  Maria Creusa  "APOLO 11"  JS  JLP9004  (1969)<a name="more"></a>
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<title>規格外の天才ギタリスト　レニー・ブリュー</title> 
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  <modified>2012-02-24T15:13:14Z</modified> 
  <issued>2012-02-23 00:00:00+09:00</issued> 
  <id>tag:blog.so-net.ne.jp,2012:bunboni58.49572188</id> 
  <summary type="text/plain"> </summary> 
  <dc:subject></dc:subject> 

<content type="text/html" mode="escaped" xml:lang="ja" xml:base="http://bunboni58.blog.so-net.ne.jp/2012-02-23">
<![CDATA[
<img src="http://bunboni58.blog.so-net.ne.jp/_images/blog/_17d/bunboni58/Lenny20Breau2020THE20HALLMARK20SESSIONS.JPG" width="193" height="193" border="0" align="" alt="Lenny Breau  THE HALLMARK SESSIONS.JPG" /><br />
<br />
もったいない才能だったとつくづく思います。<br />
<br />
ひさしぶりにレニー・ブリューの20歳の時のセッション・アルバム<br />
“THE HALLMARK SESSIONS” を聴いているんですけど、<br />
これほどのギタリストが、生前その才能に見合った評価を受けることもなく、<br />
ほとんど注目されないまま非業の死を遂げてしまったのだから、残念というほかありません。<br />
<br />
このアルバムは61年11月28日に行われた、<br />
ブリューにとってプロ初のレコーディングとなったカナダ、トロントでのセッション。<br />
40数年もお蔵入りとなっていて、2003年にようやく陽の目を見たんですけど、<br />
この未発表セッションを聴いた時は、ほんとにドギモを抜かれました。<br />
デビュー作を出す７年も前に、ブリューはすでに独自のギター・テクニックを完成しており、<br />
規格外の天才ギタリストぶりをいかんなく発揮していたのですから。<br />
<br />
ブリューはタル・ファーロウやレス・ポールに影響された<br />
ダイナミックなフレーズの組み立てを得意とし、<br />
それだけでも十分に高い技量を示しているんですけれど、さらにタッピング奏法を駆使して、<br />
凄まじいスピードで独創的な高速ラインを弾きまくります。<br />
タッピング奏法といえば、80年代半ばのスタンリー・ジョーダンの出現でもてはやされましたけど、<br />
四半世紀も前にすでにブリューが完成されたテクニックを披露していたのだから、驚愕です。<br />
<br />
いまでこそ両手タップのギタリストなど珍しくもありませんが、<br />
60年代当時にこんな人がいたこと自体がびっくりで、<br />
のちのスタンリー・ジョーダンのもてはやされようを考えれば、<br />
つくづく出てきた時代を間違えたとしかいいようがありません。<br />
ポスト・フリーの時代には、こうした才能をアピールするシーンは存在しませんでしたからねぇ。<br />
<br />
ブリューがユニークだったのは、超絶のタッピング奏法ばかりでなく、<br />
チェット・アトキンスに影響されたカントリー・スタイルの<br />
フィンガー・ピッキング・スタイルのギターや、フラメンコ・ギターまで弾けたこと。<br />
アルバム中盤に出てくるマール・トラヴィス作のラグタイム・ナンバーや、<br />
フラメンコ・ギタリスト、サビーカス作の本格的なフラメンコ・ギター・ソロも収録されていて、<br />
その幅広い才能が凡百のジャズ・ギタリストの域をはるかに越えているのは、一聴瞭然です。<br />
<br />
さらなるこのセッションの驚きは、ブリュー・トリオのメンバーが、<br />
なんと、ザ・バンドのリック・ダンコとリヴォン・ヘルムだということ。<br />
ザ・バンドのデビュー前に、二人がこんなストレイト・アヘッドなジャズを演奏していたなんて、<br />
ザ・バンド・ファンのぼくも、まったく知りませんでした。<br />
もっともこのセッションは、徹頭徹尾ブリュー一人がギターを弾きまくっているので、<br />
二人はおとなしくバックをつけてるだけなんですけども。<br />
<br />
若き天才ジャズ・ギタリストの破格のプレイは、<br />
何度聴いてみても、いったいどうやって弾いてるのやら見当もつきません。<br />
映像は残ってないんでしょうか。<br />
<br />
Lenny Breau  "THE HALLMARK SESSIONS"  Art of Life  AL1007-2<a name="more"></a>
]]> 
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<title>ゆらぐヴェトナムのギター　ヴァン・ヴィ</title> 
  <link rel="alternate" type="text/html" href="http://bunboni58.blog.so-net.ne.jp/2012-02-21" />
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  <modified>2012-02-24T15:13:14Z</modified> 
  <issued>2012-02-21 00:00:00+09:00</issued> 
  <id>tag:blog.so-net.ne.jp,2012:bunboni58.49572028</id> 
  <summary type="text/plain"> </summary> 
  <dc:subject></dc:subject> 

<content type="text/html" mode="escaped" xml:lang="ja" xml:base="http://bunboni58.blog.so-net.ne.jp/2012-02-21">
<![CDATA[
<img src="http://bunboni58.blog.so-net.ne.jp/_images/blog/_17d/bunboni58/CUNG20THUONG20HOA20DIEU.JPG" width="189" height="191" border="0" align="" alt="CUNG THUONG HOA DIEU.JPG" />　　　<img src="http://bunboni58.blog.so-net.ne.jp/_images/blog/_17d/bunboni58/HOA20TAU20VA20DOC20TAU2020CO20NHAC20-20CAI20LUONG.JPG" width="191" height="191" border="0" align="" alt="HOA TAU VA DOC TAU  CO NHAC - CAI LUONG.JPG" /><br />
<br />
世界には変わった形状のギターがいろいろありますけれど、<br />
ヴェトナムのギター・フィムロンくらいユニークなのも珍しいでしょう。<br />
フレットとフレットの間の指板が深くえぐられていて（スキャロップ加工というそうです）、<br />
押弦の強弱により強いヴィブラートやチョーキングと同じ効果を得られるようになっています。<br />
ヴェトナムではダン・バウ（一弦琴）に代表されるとおり、ゆらぐ音を好む傾向があり、<br />
ポルタメントを簡単に出せるよう手を加えたギター・フィムロンは、<br />
まさしくヴェトナム人好みの響きに改良されたギターといえます。<br />
<br />
ギター・フィムロンは、キム・シンの演奏で世界的に有名になりましたが、<br />
ぼくがこの楽器に夢中になったのは、ヴァン・ヴィというギタリストのソロ演奏を聴いてからです。<br />
カイ・ルオン系専門レーベルのヴェトナムから出た<br />
カイ・ルオンのインスト演奏コ・ニャックのアルバム（写真左）に、<br />
ヴァン・ヴィのソロ演奏が１曲入っていて、<br />
その独創的でイマジネイティヴなプレイに、ノックアウトをくらったのでした。<br />
ジャケットに写る３人の真ん中、黒サングラスをかけているのがヴァン・ヴィその人です。<br />
<br />
ヴァン・ヴィ（本名ディン・ヴァン・ダン）は、29年生まれ。<br />
貧しい家に生まれ、３歳で天然痘にかかり、視力を失いました。<br />
幼い頃から弦楽器が好きで、音楽教師や音楽家に教えを乞うては、<br />
胡弓やギターをマスターしたといいます。<br />
のちにカイ・ルオンの大女優となるウット・バック・ランとは、<br />
幼い頃にコンビを組んで市場やバス停留所などで流しをした仲で、<br />
年長のヴァン・ヴィがウット・バック・ランに歌を教え、二人は流しで貧しい家計を助けたそうです。<br />
<br />
その後、町中で評判となった二人は、ラジオやカイ・ルオン劇場など本格的なプロ活動に転じ、<br />
ヴァン・ヴィはギター・フィムロンの名手として、数多くのレコーディングを残しました。<br />
コメディアンのヴァン・フォン（ヴァン・フーン）が、<br />
66年と67年のヴォン・コのコンテストで優勝した時の伴奏を務めたのもヴァン・ヴィなら、<br />
ヴァン・ヴィが出演するラジオの伝統音楽番組は、常に人気の的だったといいます。<br />
<br />
しかしそんなヴェトナム戦争前のヴァン・ヴィの絶頂期も今は昔で、<br />
ヴァン・ヴィのプレイを聴けるＣＤを見つけるのは、至難の業。<br />
去年ホーチミンに行った時にも探してみたんですが、<br />
ヴァン・ヴィのギターがフィーチャーされた、<br />
歌もののヴォン・コやタン・コのＣＤはいくつかあったものの、<br />
ソロ演奏が入っているコ・ニャックのＣＤはとうとう見つかりませんでした。<br />
というわけでヴェトナム旅行では成果なしだったんですけど、<br />
なんと日本でヴァン・ヴィのソロ演奏を２曲収録したコ・ニャック集（写真右）が手に入りました。<br />
大阪のプランテーション丸橋店長による買い付け品で、さすがプロのバイヤーは違います。<br />
<br />
このアルバムには、ダン・トラン（17弦筝）、ダン・ニー（胡弓）、ダン・キム（月琴）、<br />
ダン・セン（月琴をやや小型にした六角形のボディの２弦琴）、ヴァイオリン、<br />
ギター・フィムロン各楽器のソロやアンサンブルが収録されていますが、<br />
やはり圧巻は、ヴァン・ヴィのギター・フィムロン・ソロ２曲。<br />
それぞれ７分以上を越す長尺サイズの曲を、ヴァン・ヴィはすさまじい集中力で弾ききっていて、<br />
思わず大友良英やビル・フリゼールに聴かせてみたい、なんて感想が浮かんだほど。<br />
<br />
ヴァン・ヴィは85年、56歳で生涯を閉じますが、<br />
彼の３人の子供、ヴァン・アン、ヴァン・ハウ、ヴァン・タイは、<br />
いずれも有名なミュージシャンとなって活躍をしているそうです。<br />
<br />
Bảy Bá, Vǎn Vĩ, Nǎm Cơ  "CUNG THƯƠNG HÒA ĐIỆU"  Ðĩa Hát Việt Nam  no number<br />
Bảy Bá, Vǎn Vĩ, Nǎm Cơ, Ngọc Sáu, Haì Thơm  "HOÀ TẤU VÀ DỘC TẤU : CỔ NHẠC - CẢI LƯƠNG"  Saigon Vafaco  no number<a name="more"></a>
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<title>毒にもクスリにもならない歌　ウシーア</title> 
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  <link rel="service.edit" type="application/x.atom+xml" href="http://blog.so-net.ne.jp/atom/blog_id=306236/entry_id=49943948" title="毒にもクスリにもならない歌　ウシーア" />
  <modified>2012-02-24T15:13:14Z</modified> 
  <issued>2012-02-19 00:00:00+09:00</issued> 
  <id>tag:blog.so-net.ne.jp,2012:bunboni58.49943948</id> 
  <summary type="text/plain"> </summary> 
  <dc:subject></dc:subject> 

<content type="text/html" mode="escaped" xml:lang="ja" xml:base="http://bunboni58.blog.so-net.ne.jp/2012-02-19">
<![CDATA[
<img src="http://bunboni58.blog.so-net.ne.jp/_images/blog/_17d/bunboni58/Uxia2020Meu20Canto.JPG" width="211" height="190" border="0" align="" alt="Uxia  Meu Canto.JPG" /><br />
<br />
試聴サンプルを十数秒聴いただけで、ピンときました。<br />
ウシーアがどこの誰かも知らぬまま、直感でオーダーしたんですが、<br />
届いた最新作をじっくり聴いてみて、いっぺんでファンになってしまいました。<br />
<br />
ウシーアは、スペイン、ガリシアを代表する女性シンガーとのこと。<br />
いやあ、いい歌い手ですねえ。<br />
その声を聴いているだけで、もう涙が出てきそうなくらいで、<br />
こういう素直に心になじむ歌を歌える人が、ぼくはほんとに好きです。<br />
<br />
去年のベスト10で、「気取った音楽や俗悪ぶった音楽はもうたくさん」と口走りましたが、<br />
歌で何かを主張するような<クスリ>になるアーティスティックな歌も、<br />
<毒>のある俗悪ぶった歌も、うっとうしいだけなんですよ。<br />
ぼくが聴きたいのは、あらためて考えてみればたわいもないような、そんな歌。<br />
いっそ歌詞のないオノマトペで歌ってくれたら、どれほどスッキリするかてなもんです。<br />
<br />
けっきょくぼくは、<毒にもクスリにもならない>歌が好きなんですね。<br />
<毒にもクスリにもならない>とは、もちろんホメ言葉であって、<br />
かつてミゲリート・バルデースが「つまらない曲を歌いたい」と発言していたことを思い出します。<br />
虚構を異化したドラマ性を曲に込めて歌う、まさにミゲリートならではのセリフですけど、<br />
歌謡というものの真髄がそこにありますね。<br />
<br />
えーと、ちょっと話がそれちゃいましたけど、<br />
ウシーアも自意識をひけらかさないタイプの、<毒にもクスリにもならない>歌を歌える人で、<br />
お母さんの子守唄のようなあったかさイッパイの歌に、安心して身を預けることができます。<br />
<br />
本作は、マリア・ベターニャのギタリスト、ジャイミ・アレンをプロデューサーに迎えたブラジル録音。<br />
音数をぎりぎりに絞った伴奏は、ウシーアの歌を引き立てるためだけに奉仕しているかのようで、<br />
アコーディオン、ヴィオーラ・カイピーラ、マンドリナ、パンデイレッタなどのみずみずしい響きが、<br />
ウシーアの円熟した歌を包み込んでいて、まさに歌と伴奏の理想型が示されています。<br />
<br />
自作曲やガリシア民謡のほか、ジョゼ・アフォンソのコインブラ・ファドやジョアン・ノゲイラのサンバを<br />
歌っていて、ジョゼ・アフォンソの曲の最後には、カルトーラの歌詞も引用しています。<br />
レニーニが１曲ゲストで参加しているですけど、<br />
こんな穏やかなお父さん声で歌うレニーニは初めて聴きました。<br />
<br />
キューバのフィーリンやブラジルの70年代MPBにも通じる、<br />
親しみやすいコンテンポラリー・ポップスにして極上の歌謡音楽が、ここにあります。<br />
<br />
Uxía  "MEU CANTO"  Fol Música  100FOL1052  (2011)<a name="more"></a>
]]> 
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<entry>
<title>西アフリカ音楽のベル・エポック</title> 
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  <modified>2012-02-24T15:13:14Z</modified> 
  <issued>2012-02-17 00:00:00+09:00</issued> 
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  <dc:subject></dc:subject> 

<content type="text/html" mode="escaped" xml:lang="ja" xml:base="http://bunboni58.blog.so-net.ne.jp/2012-02-17">
<![CDATA[
うにゃあ！　アフリカ音楽ファンの財布をカラッポにさせるＣＤがぞくぞく登場しますね。<br />
<br />
シラール・プロダクションの「ベル・エポック」シリーズが、突如の再開です。<br />
セネガルの名楽団オーケストラ・バオバブ、スター・ナンバー・ワン・ド・ダカールの２タイトルが<br />
これまでリリースされていましたけれど、<br />
今回出たのは、ギネアの名門楽団ベンベヤ・ジャズ・ナシオナルが２タイトルに、<br />
ガンビア出身のアフロ・ラテン歌手ラバ・ソッセ、ベニンの名歌手ニョナス・ペドロ、<br />
そしてオーケストラ・バオバブの第２集というラインナップです。<br />
各タイトルとも２枚組というこのシリーズ、アーティストとじっくりと向き合うのに絶好といえますね。<br />
<br />
ベンベヤは70年代録音の第１集、80年代録音の第２集とも、<br />
全部手元にある音源ばかりなのでぼくはパスしてしまいましたが、<br />
スターンズ盤“AUTHENTICITÉ : THE SYLIPHONE YEARS” しか聴いたことのない<br />
新しいアフリカ音楽ファンなら、次に手を伸ばすのに最適といえそうです。<br />
<br />
<img src="http://bunboni58.blog.so-net.ne.jp/_images/blog/_17d/bunboni58/Laba20Sosseh.JPG" width="217" height="190" border="0" align="" alt="Laba Sosseh.JPG" /><br />
<br />
ラバ・ソッセは、60年代のセネガル録音から80年のコート・ジボワールのサコディス録音や<br />
ニューヨーク録音までをまとめたもの。初ＣＤ化曲もたっぷりと収録されていて、<br />
過去のラバ・ソッセの復刻のなかでは、もっとも優れた編集といえます。<br />
ラテンのＢ級コピー・バンドの域を出なかった、<br />
60年代のスター・バンド時代の録音を少なめにしたのは正解で、<br />
セネガリーズ・ラテンと呼べる個性を確立した70年代録音を中心にまとめています。<br />
<br />
聴きどころは、ニューヨークのサルサ・ミュージシャンとセッションした、<br />
80年のコート・ジヴォワールのサコディス盤“SALSA AFRICANA VOL.4” を<br />
曲順そのままにストレイトＣＤ化したディスク１の11～14曲目。<br />
ラバ・ソッセは、のちの82年にもアメリカのサルサ・レーベルSARに録音を残していますけど、<br />
アフリカらしい味わいが消し飛んでしまったSAR録音に対し、<br />
80年のサコディス録音ではトーキング・ドラムなども加え、<br />
アフロ・サルサと呼ぶべき独自の個性を発揮しています。<br />
ディスク２には、垢抜けないアビジャンのアフロ・ラテン・バンドをバックにした演奏も<br />
収録されているものの、80年のサコディス盤２作から選曲された<br />
モンギート・エル・ウニコとのセッションは、嬉しい収録といえます。<br />
<br />
<img src="http://bunboni58.blog.so-net.ne.jp/_images/blog/_17d/bunboni58/Gnonnas20Pedro.JPG" width="216" height="190" border="0" align="" alt="Gnonnas Pedro.JPG" /><br />
<br />
ニョナス・ペドロは、アフロ・ロックやアフロ・ソウルをいっさい排し、<br />
アフロ・ラテンを軸にした選曲が花丸ものです。<br />
以前の記事で話題にしたハイライフ・ナンバーの<br />
“Feso Jaiye” が選曲されたのは嬉しかったものの、<br />
“Agbadja Moderne Synthese No.1” が収録されなかったのは、う～ん残念。<br />
<a href="http://bunboni58.blog.so-net.ne.jp/2011-09-14" target="_blank">http://bunboni58.blog.so-net.ne.jp/2011-09-14</a><br />
難はディスク２の選曲で、後半にもろズークな99年作の曲の後に、<br />
70年代の古い録音が出てきたりと、録音順バラバラの並びは問題あり。<br />
80年代以降の録音は入れず、70年代録音だけでまとめるべきでしたね。<br />
というわけで、サブ・タイトルの“1965-1975” は大ウソです。<br />
<br />
<img src="http://bunboni58.blog.so-net.ne.jp/_images/blog/_17d/bunboni58/Orchestra20Baobab.JPG" width="217" height="191" border="0" align="" alt="Orchestra Baobab.JPG" /><br />
<br />
そして最後がオーケストラ・バオバブの第２集。選曲ではこれが一番の内容でしょう。<br />
なんせ70～80年代前半という、バオバブの黄金期の録音集ですからね。<br />
悪い内容になるわけがありません。<br />
バオバブ風セネガリーズ・ラテンに、ロック色の強い演奏やンバラに接近した曲など、<br />
さまざまな試行錯誤の様子が手に取るようにわかり、<br />
スリリングな曲がぎっしりと詰めこまれています。<br />
過去のＣＤとのダブリがかなりありますが、大半は初ＣＤ化なので、<br />
古手のファンも必携必聴でしょう。<br />
難を言えば、“1973-1976” というサブ・タイトルがこれまた大ウソで、<br />
81・82年頃の録音も交じっているうえ、曲の並びも録音順ではないのが残念ではあります。<br />
<br />
解説が概略すぎて物足りないものの、リマスタリングによる極上の音質で楽しめる今回の復刻は、<br />
こころあるアフリカ音楽ファンには大歓迎の内容といえますね。<br />
ここ十年ほど、アフロ・ロック／ソウル／ファンク系Ｂ級・Ｃ級レコードのくだらないリイシューに<br />
ウンザリしてきたクチなので、この「ベル・エポック」シリーズには万歳三唱です。<br />
<br />
Laba Sosseh  "LA BELLE EPOQUE VOLUME 1"  Syllart Productions  000989<br />
Gnonnas Pedro  "LA BELLE EPOQUE VOLUME 1  1965-1975"  Syllart Productions  000988<br />
Orchestra Baobab  "LA BELLE EPOQUE VOLUME 2  1973-1976"  Syllart Productions  000990<a name="more"></a>
]]> 
</content>
</entry>
<entry>
<title>アフリカの高貴なる声　ソリ・カンジャ・クヤテ</title> 
  <link rel="alternate" type="text/html" href="http://bunboni58.blog.so-net.ne.jp/2012-02-15" />
  <link rel="service.edit" type="application/x.atom+xml" href="http://blog.so-net.ne.jp/atom/blog_id=306236/entry_id=49752386" title="アフリカの高貴なる声　ソリ・カンジャ・クヤテ" />
  <modified>2012-02-24T15:13:14Z</modified> 
  <issued>2012-02-15 00:00:00+09:00</issued> 
  <id>tag:blog.so-net.ne.jp,2012:bunboni58.49752386</id> 
  <summary type="text/plain"> </summary> 
  <dc:subject></dc:subject> 

<content type="text/html" mode="escaped" xml:lang="ja" xml:base="http://bunboni58.blog.so-net.ne.jp/2012-02-15">
<![CDATA[
<img src="http://bunboni58.blog.so-net.ne.jp/_images/blog/_17d/bunboni58/Chanteur20Et20Guitare2020EPL7257.JPG" width="189" height="189" border="0" align="" alt="Chanteur Et Guitare  EPL7257.JPG" />　　　<img src="http://bunboni58.blog.so-net.ne.jp/_images/blog/_17d/bunboni58/Sory20Kandia20Kouyate_SYL575.JPG" width="191" height="192" border="0" align="" alt="Sory Kandia Kouyate_SYL575.JPG" /><br />
<br />
ギネアの名門レーベル、シリフォンの音源を復刻する「オタンティシテ・シリーズ」は、<br />
３年前のケレティギ・エ・セ・タンブリニで完結したとばかり思っていたら、<br />
オフィス・サンビーニャのライス・レコード新作情報で、<br />
ソリ・カンジャ・クヤテの復刻２枚組がリリースされると知りびっくり。<br />
これは声を大にして、真に価値あるアフリカ音楽の復刻とふれ回りたいですね。<br />
<br />
曲目リストを見る限り、初復刻曲はないようなので、<br />
古くからのアフリカ音楽ファンにはお勧めしにくいんですが、<br />
ソリの経歴には不明な点がいっぱいあるので、<br />
個人的には詳細な解説にどんな新情報が載るか、期待を寄せているところです。<br />
<br />
ちなみに過去リリースされたソリのＣＤは以下のとおり。<br />
最初の同タイトル４枚のボリバナ盤とシラール盤は同一原盤。（シラール盤は追加曲あり）<br />
今回の復刻盤は、最後のソノディスク盤２枚を除くシリフォン録音をほぼ集大成した、<br />
ベスト・オヴ・ベストな内容となっています。<br />
<br />
<img src="http://bunboni58.blog.so-net.ne.jp/_images/blog/_17d/bunboni58/Grand20Prix20Du20Disque201970202076012-2.JPG" width="191" height="190" border="0" align="" alt="Grand Prix Du Disque 1970  76012-2.JPG" />　　　<img src="http://bunboni58.blog.so-net.ne.jp/_images/blog/_17d/bunboni58/Grand20Prix20Du20Disque201970202038203-2.JPG" width="189" height="188" border="0" align="" alt="Grand Prix Du Disque 1970  38203-2.JPG" /><br />
<img src="http://bunboni58.blog.so-net.ne.jp/_images/blog/_17d/bunboni58/Tour20D'afrique20De20La20Chanson202076020-2.JPG" width="193" height="191" border="0" align="" alt="Tour D'afrique De La Chanson  76020-2.JPG" />　　　<img src="http://bunboni58.blog.so-net.ne.jp/_images/blog/_17d/bunboni58/Tour20D'afrique20De20La20Chanson202038204-2.JPG" width="194" height="192" border="0" align="" alt="Tour D'afrique De La Chanson  38204-2.JPG" /><br />
<img src="http://bunboni58.blog.so-net.ne.jp/_images/blog/_17d/bunboni58/L'epopee20Du20Mandingue20Volume201202042037-2.JPG" width="188" height="189" border="0" align="" alt="L'epopee Du Mandingue Volume 1  42037-2.JPG" />　　　<img src="http://bunboni58.blog.so-net.ne.jp/_images/blog/_17d/bunboni58/L'epopee20Du20Mandingue20Volume20220202042038-2.JPG" width="189" height="192" border="0" align="" alt="L'epopee Du Mandingue Volume 2   42038-2.JPG" /><br />
<img src="http://bunboni58.blog.so-net.ne.jp/_images/blog/_17d/bunboni58/Kouyate20Sory20Kandia2020CDS6814.JPG" width="190" height="188" border="0" align="" alt="Kouyate Sory Kandia  CDS6814.JPG" />　　　<img src="http://bunboni58.blog.so-net.ne.jp/_images/blog/_17d/bunboni58/Kouyate20Sory20Kandia2020CDS6815.JPG" width="191" height="192" border="0" align="" alt="Kouyate Sory Kandia  CDS6815.JPG" /><br />
<br />
むしろこの復刻盤、ソリを知らない若い人たちに、ぜひともオススメしたいですね。<br />
かつてリリースされた上記ＣＤもすべて廃盤の現在、<br />
最近アフリカ音楽のファンになった人にとっては、<br />
ソリを聴いたことがないという人も多いはず。<br />
そういうファンの方々にはぜひこの機会に、20世紀のアフリカが誇った<br />
人類の至宝と呼ぶべき偉大な歌手の声を体験してもらいたいものです。<br />
<br />
たとえば、アフリカ音楽なんてまったく聴いたことのないクラシック音楽ファンに、<br />
いきなりソリの歌を聞かせると、誰も口々に「すごいねぇ！」と声をあげるほどですからねえ。<br />
どんなオペラ歌手のアリアより、ソリの歌声の方が神々しくパワフルなことは実証済みです。<br />
<br />
ライス・レコードの宣伝では、パキスタンのヌスラット・ファテ・アリー・ハーンに匹敵する<br />
強靭な声と唱っていましたが、申し訳ないけどヌスラットはソリにとてもかないません。<br />
声の強靭さだけなら互角かもしれませんが、歌い手としての気品がだんぜん違います。<br />
ヌスラット・ファンのぼくですけど、こればかりはゆずるわけにはいきません。<br />
卑俗なヌスラットと高貴なソリとでは、格が違うと言わせていただきましょう。<br />
<br />
以前、サリフ・ケイタのヴォーカルなんて、ソリに比べたら門前の小僧だと書きましたけど、<br />
<a href="http://bunboni58.blog.so-net.ne.jp/2010-01-12" target="_blank">http://bunboni58.blog.so-net.ne.jp/2010-01-12</a><br />
ほんとかよ？とうたぐる若いアナタ、ぜひ2月26日発売の編集盤で確かめてみてください。<br />
<br />
[EP]  Kouyate Kandia  "CHANTEUR ET GUITARE DES BALLETS AFRICAINS DE KEITA FODEBA"  Vogue  EPL7257  (1961)<br />
[12インチ・シングル 裏ジャケット]    Sory Kandia Kouyate  "CHANTS INÉDITS : BANDE SONORE DE SON DERNIER SHOW TÉLÉVISÉ"  Editions Syliphone  SYL575  (1978)<br />
Kouyate Sory Kandia  "GRAND PRIX DU DISQUE 1970"  Bolibana  76012-2  (1970)<br />
Kouyate Sory Kandia  "GRAND PRIX DU DISQUE 1970"  Syllart  38203-2  (1970)<br />
Kouyate Sory Kandia  "TOUR D'AFRIQUE DE LA CHANSON"  Bolibana  76020-2  (1971)<br />
Kouyate Sory Kandia  "TOUR D'AFRIQUE DE LA CHANSON"  Syllart  38204-2  (1971)<br />
Kouyate Sory Kandia et Son Trio De Musique Traditionnelle  "L'EPOPEE DU MANDINGUE VOLUME 1"　　Bolibana  42037-2  (1973)<br />
Kouyate Sory Kandia et Son Trio De Musique Traditionnelle  "L'EPOPEE DU MANDINGUE VOLUME 2" 　　Bolibana  42038-2  (1973)<br />
Kouyate Sory Kandia  "KOUYATE SORY KANDIA"  Sonodisc  CDS6814<br />
Kouyate Sory Kandia  "KOUYATE SORY KANDIA"  Sonodisc  CDS6815　　<a name="more"></a>
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</entry>
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<title>トルコ美女が歌う古典歌謡　アスルハン・エルキシ</title> 
  <link rel="alternate" type="text/html" href="http://bunboni58.blog.so-net.ne.jp/2012-02-13" />
  <link rel="service.edit" type="application/x.atom+xml" href="http://blog.so-net.ne.jp/atom/blog_id=306236/entry_id=49775819" title="トルコ美女が歌う古典歌謡　アスルハン・エルキシ" />
  <modified>2012-02-24T15:13:14Z</modified> 
  <issued>2012-02-13 00:00:00+09:00</issued> 
  <id>tag:blog.so-net.ne.jp,2012:bunboni58.49775819</id> 
  <summary type="text/plain"> </summary> 
  <dc:subject></dc:subject> 

<content type="text/html" mode="escaped" xml:lang="ja" xml:base="http://bunboni58.blog.so-net.ne.jp/2012-02-13">
<![CDATA[
<img src="http://bunboni58.blog.so-net.ne.jp/_images/blog/_17d/bunboni58/Aslihan20Erkisi2020NEVESER.JPG" width="217" height="193" border="0" align="" alt="Aslihan Erkisi  NEVESER.JPG" /><br />
<br />
トルコのポップスって、ハルクのような民謡系のアルバムでもプロダクションが厚塗りなうえ、<br />
打ち込みがドガスカとうるさく、コブシもぐりんぐりんクドイくらい回して、胃もたれしてしまいます。<br />
そんなわけで、ここ５・６年は古典歌謡・伝統音楽系にしか興味が向かわなくなってしまいました。<br />
<br />
そんな嗜好を決定づけたのが、女優兼歌手シェヴァル・サムの06年デビュー作の“SEK”。<br />
ウード、ヴァイオリン、チェロ、カーヌーンなどの弦楽器の生音アンサンブルにのせて、<br />
さらりとしたメリスマを聞かせるシェヴァルの歌声に魂を抜かれ、それはそれは溺愛したものです。<br />
うん、ほんとにこのアルバムは、よく聴いたっけなあ。<br />
<br />
<img src="http://bunboni58.blog.so-net.ne.jp/_images/blog/_17d/bunboni58/Sevval20Sam2020SEK.JPG" width="212" height="190" border="0" align="" alt="Sevval Sam  SEK.JPG" /><br />
<br />
その後のシェヴァルは、エレクトロなミクスチャー・ミュージックに挑戦したり、<br />
アラベスクの歴史を振り返ったりと、女優さんらしく一作ごと意欲的な作品をリリースするも、<br />
個人的にはこのデビュー作“SEK” を凌ぐものはなく、<br />
ああ、誰か、こんなアルバムをまた作ってくれないものかと、ずっと願っていたのです。<br />
<br />
で、待つこと５年。出ましたねぇ。78年ドイツ生まれの才媛というアスルハン・エルキシ嬢による、<br />
トルコ戦前歌謡の女流作曲家兼歌手ネヴェセル・キョクデシュ・シャルクラルの作品集。<br />
アルバム出だしの優美な弦楽アンサンブルの演奏に、いきなり胸をきゅっとつかまれます。<br />
<楽器が歌う>とはまさしくこのことで、背中がゾクゾクもののこういう音楽を聴くと、<br />
機械音をもて遊んでヤバンな音楽を作ってる場合じゃないぜと、<br />
余計な一言も洩れようというものです。<br />
<br />
古典声楽を学んだという、アスルハンの心根の優しさを感じさせる声が、またいいじゃないですか。<br />
頬にあたる地中海のやさしい風を感じさせるメリスマとでもいいましょうか、<br />
しつこくなくあっさりすぎもしない、絶妙なバランスの歌いぶりに、すっかりトリコとなっています。<br />
<br />
Aslihan Erkişi  "NEVESER : NEVESER KÖKDEŞ ŞARKILARI"  Akustik Müzik  no number  (2011)<br />
Şevval Sam  "SEK"  Kalan  CD389  (2006)<a name="more"></a>
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<title>カーボ・ヴェルデ音楽の今昔　ティティナ</title> 
  <link rel="alternate" type="text/html" href="http://bunboni58.blog.so-net.ne.jp/2012-02-11" />
  <link rel="service.edit" type="application/x.atom+xml" href="http://blog.so-net.ne.jp/atom/blog_id=306236/entry_id=49139818" title="カーボ・ヴェルデ音楽の今昔　ティティナ" />
  <modified>2012-02-24T15:13:14Z</modified> 
  <issued>2012-02-11 00:00:00+09:00</issued> 
  <id>tag:blog.so-net.ne.jp,2012:bunboni58.49139818</id> 
  <summary type="text/plain"> </summary> 
  <dc:subject></dc:subject> 

<content type="text/html" mode="escaped" xml:lang="ja" xml:base="http://bunboni58.blog.so-net.ne.jp/2012-02-11">
<![CDATA[
<img src="http://bunboni58.blog.so-net.ne.jp/_images/blog/_17d/bunboni58/Titina20Canta20B.Leza.JPG" width="190" height="189" border="0" align="" alt="Titina Canta B.Leza.JPG" />　　　<img src="http://bunboni58.blog.so-net.ne.jp/_images/blog/_17d/bunboni58/Titina_EP.JPG" width="190" height="189" border="0" align="" alt="Titina_EP.JPG" /><br />
<br />
ディナ・メディナの“MORNAMENTE” がすっかりお気に入りの今日この頃。<br />
このアルバムを聴きながらあらためて思うのは、<br />
カーボ・ヴェルデ音楽のサウンド・プロダクションが、昔に比べてケタ違いに向上したことです。<br />
<br />
カーボ・ヴェルデ音楽が世界に紹介され始めた80年代末頃はといえば、<br />
それはそれはお粗末なプロダクションでした。<br />
当時セザリア・エヴォーラはまだブレイクする前でしたが、<br />
シロウト同然の歌いぶりもトホホなら、プリセットそのまんまの音色で弾いているシンセなど、<br />
稚拙さの目立つがっかりなアルバムが本当に多かったんですよ。<br />
<br />
モルナ、コラデイラ、フナナー、バトゥーケ、タバンカといった多彩なカーボ・ヴェルデ音楽に、<br />
限りない可能性を秘めていることを予感させながら、<br />
その可能性をチープなプロダクションが台無しにしている。<br />
そんな印象が強く、全編アクースティックで演奏するだけでも、<br />
比べものにならない仕上がりとなるだろうにと歯ぎしりしたものでした。<br />
<br />
そんなわけで、お粗末な歌が出てこないインスト集や、<br />
鍵盤楽器が目立たないアルバムを探し求めていた記憶がありますが、<br />
そんな当時気に入っていたのが、インスト集ではマルチ弦楽器奏者バウのデビュー作、<br />
歌ものではティティナのＢ・レザ曲集でした。<br />
<br />
ひさしぶりにティティナのＢ・レザ曲集を聴いてみたんですけど、<br />
素朴なプロダクションながら、カヴァキーニョやギターなど弦楽器の生音をいかした作りとなっていて、<br />
鍵盤系の音が控え目なこともあって、今聴いても満足いく仕上がりといえます。<br />
カーボ・ヴェルデを代表する管楽器の名手ルイス・モレイラの泣きのクラリネットや、<br />
アルマンド・ティトのヴィオラをフィーチャーし、<br />
ストリングス・セクションを伴奏に加わえているところも花丸です。<br />
<br />
わずか７曲の小品集とはいえ、モルナとサンバを交互に取り上げた選曲の妙も効いていて、<br />
カーボ・ヴェルデの国民的詩人として尊敬され、<br />
30年代に数多くのモルナの名曲を残したＢ・レザの曲集の、<br />
忘れられない一枚に仕上がっています。<br />
<br />
ところで、主役のティティナことアベルティナ・ロドリゲス・アルメイダは、<br />
セザリア・エヴォーラと同郷のサン・ヴィセンテ島の生まれで、セザリアより5つ若い46年生まれ。<br />
6歳から歌い始め、12歳で初舞台を経験し、14歳で初シングルをリリースしています。<br />
この92年のＢ・レザの曲集が初アルバムで、<br />
ぼくは未聴ですけど、08年になって２作目となる“CRUEL DESTINO” を出しています。<br />
<br />
若い頃の録音で、ティティナがおそらくまだハタチ台の60年代のものと思われる、<br />
ドラムスの前でポーズをとっているジャケットのＥＰを持っているんですけれど、<br />
初期録音のＥＰを集めたリイシュー作なんて、誰か作ってくれないかなあ。<br />
<br />
Titina  "TITINA CANTA B. LEZA"  Blue Caraïbes  82841-2  (1992)<br />
[EP]  Titina  "Aviadora / Funha / Firvura / Sabine Lagrame"  Alvorada  AEP60759<a name="more"></a>
]]> 
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<entry>
<title>中国情緒に酔いしれて　蘇霈</title> 
  <link rel="alternate" type="text/html" href="http://bunboni58.blog.so-net.ne.jp/2012-02-09" />
  <link rel="service.edit" type="application/x.atom+xml" href="http://blog.so-net.ne.jp/atom/blog_id=306236/entry_id=49368925" title="中国情緒に酔いしれて　蘇霈" />
  <modified>2012-02-24T15:13:14Z</modified> 
  <issued>2012-02-09 00:00:00+09:00</issued> 
  <id>tag:blog.so-net.ne.jp,2012:bunboni58.49368925</id> 
  <summary type="text/plain"> </summary> 
  <dc:subject></dc:subject> 

<content type="text/html" mode="escaped" xml:lang="ja" xml:base="http://bunboni58.blog.so-net.ne.jp/2012-02-09">
<![CDATA[
<img src="http://bunboni58.blog.so-net.ne.jp/_images/blog/_17d/bunboni58/Su20Pei2020E69DB1E696B9E7BE8EE4BABA.JPG" width="190" height="260" border="0" align="right" alt="Su Pei  東方美人.JPG" />ハー・ヴィー、そしてレー・クエンを<br />
毎朝の通勤時に聴き続けて、はや４ヶ月。<br />
これから仕事に向かおうって時に、<br />
こんなにしみじみしてしまっていいんだろうかと思いつつ、<br />
せつないメロディをしっとりと歌う<br />
歌謡に入れ込んでしまって、抜け出せずにいます。<br />
<br />
たまたま二人ともヴェトナムの歌手ですけど、<br />
ヴェトナムに夢中になっているというより、<br />
歌謡が来てるという感じでしょうか。<br />
プロダクションで聞かせる音楽ではなく、<br />
歌唱力と楽曲勝負の歌謡の方に、<br />
ますます心惹かれるようになっているのを感じます。<br />
<br />
そんな思いをまた新たに強くした１枚に出会いました。<br />
台湾の女性歌手、蘇霈（スー・ペイ）の最新作です。<br />
デビューして11年、古い歌が得意な歌手だそうで、<br />
本作では中国の伝統音楽を取り入れたメロディを、<br />
郷愁を誘うレトロなアレンジにのせて歌っています。<br />
<br />
先月紹介した中国の林寶の『上海歌姫』に似たテイストを感じさせますけど、<br />
あのアルバムのような企画色はないので、<br />
ノスタルジック・ムードに演出くささはありません。<br />
「五月的風」「嘆十聲」「天光（客家語バージョン）」などを、<br />
しっとりと風雅な歌声で歌っていて、時にコケティッシュな表情をみせる愛らしさもたまらないですね。<br />
<br />
アルバムのハイライトは、曲の途中や最後に崑劇の場面を挿入し、<br />
崑曲風の歌も交えたアレンジの「西湖盼」でしょうか。<br />
口腔内で柔らかに膨らむ発声が、歴史ある中国情緒を醸し出し、<br />
その深い味わいに酔いしれてしまいます。<br />
<br />
蘇霈  「東方美人」  東方美人  EMIMPT0013  (2011)<a name="more"></a>
]]> 
</content>
</entry>
<entry>
<title>フィーリンの真実　フランク・ドミンゲス</title> 
  <link rel="alternate" type="text/html" href="http://bunboni58.blog.so-net.ne.jp/2012-02-07" />
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  <modified>2012-02-24T15:13:14Z</modified> 
  <issued>2012-02-07 00:00:00+09:00</issued> 
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  <dc:subject></dc:subject> 

<content type="text/html" mode="escaped" xml:lang="ja" xml:base="http://bunboni58.blog.so-net.ne.jp/2012-02-07">
<![CDATA[
<img src="http://bunboni58.blog.so-net.ne.jp/_images/blog/_17d/bunboni58/Frank20Dominguez2020CANTA20SUS20CANCIONES.JPG" width="192" height="192" border="0" align="" alt="Frank Dominguez  CANTA SUS CANCIONES.JPG" /><br />
<br />
ホセー・アントニオ・メンデスの最高傑作にしてフィーリンの歴史的名盤が、<br />
ついに日本盤リリースですっ！<br />
おわかりですか？　メキシコRCAから出た、あのセカンド作ですよ。<br />
<a href="http://bunboni58.blog.so-net.ne.jp/2011-03-20" target="_blank">http://bunboni58.blog.so-net.ne.jp/2011-03-20</a><br />
例のオリジナル盤を発見して以来、原田尊志さんから<br />
エル・スール・レコード第４弾として出したいという相談を受けていて、<br />
おお、それはぜひ！とお返事していたのですが、<br />
年明けからトントン拍子で話が進み、2月19日リリースという運びになりました。<br />
（渋谷エル・スールでは2月10日先行発売。原田さん渾身の選曲による特典CD-R付き！）<br />
<br />
ラテン的ダンディズムの極致ともいえるこのアルバム、<br />
『フィーリンの真実』とはまさに付けもつけたりのタイトルで、うん、ナットクですね。<br />
メソメソしたい（？）中高年男性の深酒のお供（？？）に、<br />
これ以上のＣＤはないというマスト・アイテム（？？？）です。<br />
あ、いや、ダンディーなおじさま好きの女子にもぜったいの逸品ですよ。<br />
<br />
先週末、ＣＤ制作用に貸していたオリジナル盤を引き取りにエル・スールへ行くと、<br />
原田さんからさりげなく手渡されたのが、なんとフランク・ドミンゲスのＣＤ。<br />
えーっ、フランク・ドミンゲスのＣＤなんて、あったんだぁと声をあげると、<br />
「見つけたんですよ。片っ端から在庫を買い集めてきました」とのこと。<br />
さすが、原田さん。こりゃ、ホセーのアルバム発売の前祝いになりますね。<br />
<br />
フランク・ドミンゲスといえば、名前こそ有名なものの、<br />
フィーリンのコンピレなどで数曲聴いたことくらいしかなかったので、<br />
アルバム１枚まるまる聴くのは、これが初体験。<br />
ジャケットには海賊盤レーベルのAROのレーベル・ロゴが付いていますが、<br />
調べてみたら、原盤は58年のルンバ盤RLP55507ですね。<br />
<br />
大勢の歌手にカヴァーされたフランクの代表曲<br />
“Tú Me Acostumbraste” から始まるこのアルバム、内容は極上です。<br />
冒頭２曲と７・８曲目がフランクが弾くピアノに、ヴィブラフォン、ベース、ドラムスのコンボ演奏で、<br />
ほかの８曲はフランクのピアノ弾き語り。<br />
ホセーがギターなら、フランクはピアノ弾き語りと違いはありますけれど、<br />
ボレーロを煎じ詰めて最高度に洗練された歌謡フィーリンの魅力を<br />
徹頭徹尾味わえるアルバムです。<br />
<br />
こんなレコードがさりげなくバーでかかったら、いやぁ、たまんないだろうなあ。<br />
終電逃すのも必至な男泣きの一枚、ホセーの『フィーリンの真実』とともに必聴の一枚です。<br />
<br />
Frank Dominguez  "CANTA SUS CANCIONES"  ARO  ARO125  (1958)<a name="more"></a>
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<title>ベネズエラのコンテンポラリー・フォルクローレ　ポマロッサ</title> 
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  <modified>2012-02-24T15:13:14Z</modified> 
  <issued>2012-02-05 00:00:00+09:00</issued> 
  <id>tag:blog.so-net.ne.jp,2012:bunboni58.49059511</id> 
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  <dc:subject></dc:subject> 

<content type="text/html" mode="escaped" xml:lang="ja" xml:base="http://bunboni58.blog.so-net.ne.jp/2012-02-05">
<![CDATA[
<img src="http://bunboni58.blog.so-net.ne.jp/_images/blog/_17d/bunboni58/Pomarrosa2020DECIR20PIEL.JPG" width="218" height="189" border="0" align="" alt="Pomarrosa  DECIR PIEL.JPG" />　　　<img src="http://bunboni58.blog.so-net.ne.jp/_images/blog/_17d/bunboni58/Pomarrosa2020OTRA20HISTORIA.JPG" width="210" height="190" border="0" align="" alt="Pomarrosa  OTRA HISTORIA.JPG" /><br />
<br />
レコード会社にもお国柄がありますね。<br />
隣り合った国なのに、両極端なお国柄を感じさせるのが、ベネズエラとコロンビアです。<br />
コロンビアはフエンテス・レーベルに象徴されるとおり、売らんかな精神丸出しで、<br />
その商魂逞しさにヘキエキとさせられることもしばしば。<br />
自国の音楽文化を高めようとか、地方の伝統音楽にスポットを当てて育てようなんてこと、<br />
まるっきり念頭にないようなビジネス一辺倒のがめつさが、<br />
一方でコロンビア音楽の大衆的なパワーを支えているともいえるんですけれど。<br />
<br />
そんなコロンビアと対極なのがベネズエラで、インディ・レーベルが多いことからもわかるとおり、<br />
本当に音楽を愛する人たちによって制作されていることがよく伝わってくる国です。<br />
良い意味でのアマチュアリズムが発揮されているお国柄といえ、<br />
ビゴット財団のようなベネズエラの豊かな民俗文化を伝えようとする良心的レーベルは、<br />
まずコロンビアじゃあ考えられないでしょう。<br />
<br />
伝統文化の保存・継承・発展に寄与するという、<br />
アカデミックな思想のもとでアルバムを制作しているビゴット財団のカタログのなかには、<br />
ベネズェラ各州の村々に伝承されている口承舞踏音楽を収集し再現するパサカージェや、<br />
アフロ系ベネズエラ音楽をプレゼンテーションするバサージョス・デル・ソルなど、<br />
多数の意欲作があります。<br />
そんななか、モダンなセンスを生かしたポップ・アルバムも制作しているのが、<br />
ビゴット財団のいいところ。<br />
けっして研究家などのインテリだけを相手にしたレーベルじゃないんです。<br />
<br />
というわけで、ぼくのお気に入りがこのポマロッサ。<br />
ベネズエラの多彩なリズム、メレンゲ、ヴァルス、バンブーコ、<br />
アギナルド、ガイタなどを取り入れて歌った、<br />
2000年のデビュー作がことのほかフレッシュで、いっぺんでファンになりました。<br />
クアトロやマンドリンの弦の生音の響きを生かしたアンサンブルにのって歌う<br />
若い二人の女性歌手による澄みきった歌がすばらしく美しく、<br />
ちょっとジャジーなアレンジなども取り入れながら、<br />
洗練された新感覚フォルクローレを聞かせてくれます。<br />
<br />
５年を経て制作されたセカンドでは、ピアノやサックス、ストリングスなども加え<br />
ぐっとサウンドの厚みが増しましたけど、あいかわらず音楽の表情はすっきり爽やか。<br />
サンゲオ、ガイタ・デ・フーロ、ガイタ・デ・タンボ－ルなど、<br />
ベネズエラのリズムの奥深さをのぞかせながら、カラカスの都市を吹き抜ける風を思わせる、<br />
伝統的であることと都会的洗練が両立した、すがすがしいアルバムです。<br />
<br />
Pomarrosa  "DECIR PIEL"  Fundación Bigott  FD2662001368  (2000)<br />
Pomarrosa  "OTRA HISTORIA"  Fundación Bigott  FD2662004358  (2005)<a name="more"></a>
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<title>たまにはジャケ買い　ニック・ウエスト</title> 
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  <modified>2012-02-24T15:13:14Z</modified> 
  <issued>2012-02-03 00:00:00+09:00</issued> 
  <id>tag:blog.so-net.ne.jp,2012:bunboni58.48361112</id> 
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  <dc:subject></dc:subject> 

<content type="text/html" mode="escaped" xml:lang="ja" xml:base="http://bunboni58.blog.so-net.ne.jp/2012-02-03">
<![CDATA[
<img src="http://bunboni58.blog.so-net.ne.jp/_images/blog/_17d/bunboni58/Nik20West2020Just20In20The20Nik20Of20Time.JPG" width="192" height="191" border="0" align="" alt="Nik West  Just In The Nik Of Time.JPG" />　　　<img src="http://bunboni58.blog.so-net.ne.jp/_images/blog/_17d/bunboni58/Nik20West2020JUST20IN20THE20NIK20OF20TIME20_back.JPG" width="227" height="192" border="0" align="" alt="Nik West  JUST IN THE NIK OF TIME _back.JPG" /><br />
<br />
ジャケのきりりとした横顔に惹かれました。<br />
<br />
バック・インレイには、ベースを持って座る痩身の美女が写っています。<br />
ん？　このコ、ベーシストなの？　<br />
こんな華奢な腕で、ちゃんとベースが弾けんのかなと思いつつ、<br />
その細くて長～い大御足に目を奪われます。<br />
ぼく好みなモデルばりの美貌に一目ボレしてしまい、<br />
珍しく予備知識ゼロのアーティストのＣＤを買ってまいりました。<br />
<br />
ニック・ウェスト、若干22歳。<br />
え！　そんなに若いのと、驚いちゃいましたが、<br />
成熟したオンナっぷりに、おこちゃまアイドルが跋扈する日本と<br />
この違いはどうよとばかり、やにさがってしまったワタクシであります。<br />
<br />
聴く前に失礼な感想を抱きましたけど、ベースの腕前は確かで、<br />
ラリー・グラハム、ルイス・ジョンソン、マーカス・ミラーばりのスラップを披露しています。<br />
そして歌声の方は、ネオ・ソウル系といえばいいんでしょうかね。<br />
ぼくの大好きなジョヴァンカを想わすところもあったりして、<br />
なかなかにチャーミングな歌い口がラヴリーです♡♡<br />
<br />
ライト・ファンクあり、ハウスありのコンテンポラリーなR&Bアルバムで、<br />
バラエティのあるプロダクションはインディの弱みを感じさせません。<br />
<br />
このルックスでベースもこなす才能は、プリンスのバンドにリクルートされたりして!?<br />
<br />
Nik West  "JUST IN THE NIK OF TIME"  no label  8 85767 51897 1 (2010)<a name="more"></a>
]]> 
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<title>70年代エチオ・サウンドの再現　デレブ・ジ・アンバサダー</title> 
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  <link rel="service.edit" type="application/x.atom+xml" href="http://blog.so-net.ne.jp/atom/blog_id=306236/entry_id=48908613" title="70年代エチオ・サウンドの再現　デレブ・ジ・アンバサダー" />
  <modified>2012-02-24T15:13:14Z</modified> 
  <issued>2012-02-01 00:00:00+09:00</issued> 
  <id>tag:blog.so-net.ne.jp,2012:bunboni58.48908613</id> 
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  <dc:subject></dc:subject> 

<content type="text/html" mode="escaped" xml:lang="ja" xml:base="http://bunboni58.blog.so-net.ne.jp/2012-02-01">
<![CDATA[
<img src="http://bunboni58.blog.so-net.ne.jp/_images/blog/_17d/bunboni58/Dereb20The20Ambassador.JPG" width="190" height="190" border="0" align="" alt="Dereb The Ambassador.JPG" /><br />
<br />
年末にＣＤショップでかかっているのを聴いてぶっとんだ、<br />
エチオピア人シンガーをフロントに立てたメルボルンのバンド、ダレブ・ジ・アンバサダー。<br />
オーストラリアからエチオピア音楽のバンドが登場するとは、思いもよりませんでしたねぇ。<br />
<br />
Ｐヴァインから出ているのは国内プレス盤だったので、<br />
オリジナル盤を求め、オーストラリアのオンライン・ショップを四方八方探し回るハメに。<br />
結局入手するまで、ふた月近くかかってしまいました。<br />
直輸入盤にオビ・解説付きで出してくれりゃあ世話ないのに、<br />
オリジナル盤でないと気がすまないのは、われながら因果な性分であります。<br />
<br />
それにしてもエチオピア音楽は、すっかりユニヴァーサルなものとなりましたね。<br />
アフロビートの次はエチオ・サウンドだとばかりのイキオイで、<br />
ヨーロッパ各地からエチオ・ジャズのバンドが次々と登場しましたけど、<br />
このバンドはかなりの本格派というか、マニアックなまでの懐古派です。<br />
<br />
エチオピア音楽黄金時代の70年代サウンドを再現したサウンドで、<br />
アレマイユ・エシェテ、テラフン・ゲセセ、マハムード・アハメッドなど<br />
往年の名歌手たちのレパートリーを取り上げているんだから、たまりません。<br />
エチオピア人歌手をフィーチャリングしているバンドも数あれど、<br />
フロントを務めるデレブ・ダサレンのソウルフルな歌声は抜きん出ています。<br />
<br />
そして、デレブのオリジナル曲２曲が黄金時代の名曲に劣らぬ仕上がりというもの、頼もしい限り。<br />
５管のホーン・セクションを従えたバンドの演奏力も高く、<br />
ピアノやオルガンの音色や録音を含めた往年のエチオ・サウンドの完コピぶりは、微笑ましいほど。<br />
エチオピア音楽へのホレこみぶりがびんびん伝わってきて、同慶の至りです。<br />
<br />
Dereb The Ambassador  "DEREB THE AMBASSADOR"  Other Tongues  OTH94007  (2010)<a name="more"></a>
]]> 
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<title>モルナづくし　ディナ・メディナ</title> 
  <link rel="alternate" type="text/html" href="http://bunboni58.blog.so-net.ne.jp/2012-01-30" />
  <link rel="service.edit" type="application/x.atom+xml" href="http://blog.so-net.ne.jp/atom/blog_id=306236/entry_id=48908510" title="モルナづくし　ディナ・メディナ" />
  <modified>2012-02-24T15:13:14Z</modified> 
  <issued>2012-01-30 00:00:00+09:00</issued> 
  <id>tag:blog.so-net.ne.jp,2012:bunboni58.48908510</id> 
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  <dc:subject></dc:subject> 

<content type="text/html" mode="escaped" xml:lang="ja" xml:base="http://bunboni58.blog.so-net.ne.jp/2012-01-30">
<![CDATA[
<img src="http://bunboni58.blog.so-net.ne.jp/_images/blog/_17d/bunboni58/Dina20Medina2020Mornamente.JPG" width="193" height="191" border="0" align="" alt="Dina Medina  Mornamente.JPG" /><br />
<br />
なるほどタイトルどおり、モルナづくしですね。<br />
１曲目はＡＯＲムードのスムース・モルナ、２曲目はジャズ風味のモルナ、<br />
３曲目はレゲエなモルナ（なんとトレスをフィーチャー！）、４曲目はクールなモルナ、<br />
５曲目でようやく伝統的なスタイルの、<br />
ヴァイオリンとカヴァキーニョをフィーチャーしたモルナとなります。<br />
<br />
主役のディナ・メディナは、カーボ・ヴェルデ人両親のもと<br />
オランダ、スキーダムで75年に生まれた女性シンガー。<br />
12歳から歌手活動を始め、20歳でデビュー作をリリースし、すでにキャリアは長いようですが、<br />
オランダという非ポルトガル圏で活動していたせいか、その名はあまり知られておらず、<br />
ぼくもこのアルバムで初めて、ディナを知りました。<br />
2006年にはポルトガルのファド歌手フェルナンド・ラメイリーニャスとのコラボで、<br />
「ファド・モルナ」をテーマとしたツアーを敢行し、このツアーがきっかけとなり、<br />
モルナにスポットを当てたアルバムを制作しようと考えたようです。<br />
<br />
カーボ・ヴェルデの国民音楽モルナは、郷愁を誘う哀愁のある歌謡として知られていますが、<br />
伝統的なモルナはリズムが単調で、全編モルナだとちょっとキツイというか、飽きがきてしまいます。<br />
それを本作では、さまざまなアレンジでモルナの魅力を引き立てたというわけですね。<br />
<br />
ディナのさっぱりとした歌声は、モルナの爽やかな哀感を引き出し、<br />
メランコリックな味わいをさりげなく表現しています。<br />
アルバム前半はほぼモルナで占められていますが、<br />
後半ではカダンス、フナナー、コラデイラなども歌っています。<br />
<br />
そして聴きものは、ボーナス・トラック扱いになっている、<br />
シンフォニー・オーケストラとの共演ライヴのラスト２曲。<br />
さらりと歌ったモルナから一転して、ぐっと歌い上げているんですね。<br />
ジャック・ブレルの代表曲「行かないで」を、なんとクレオール語で熱唱。<br />
さらに、もう１曲のバラードも丁寧かつ熱く歌い上げていて、う～ん、参りました。<br />
<br />
シーラ・マジッドのライヴといい、交響楽団伴奏の歌に胸が熱くなる今日この頃です。<br />
<br />
Dina Medina  "MORNAMENTE"  Cooperaiva Dinámica  CDM160464010  (2010)<a name="more"></a>
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<title>ポルトガル語圏アフリカを繋ぐラッパー　ジェネラル・デー</title> 
  <link rel="alternate" type="text/html" href="http://bunboni58.blog.so-net.ne.jp/2012-01-28" />
  <link rel="service.edit" type="application/x.atom+xml" href="http://blog.so-net.ne.jp/atom/blog_id=306236/entry_id=48067495" title="ポルトガル語圏アフリカを繋ぐラッパー　ジェネラル・デー" />
  <modified>2012-02-24T15:13:14Z</modified> 
  <issued>2012-01-28 00:00:00+09:00</issued> 
  <id>tag:blog.so-net.ne.jp,2012:bunboni58.48067495</id> 
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  <dc:subject></dc:subject> 

<content type="text/html" mode="escaped" xml:lang="ja" xml:base="http://bunboni58.blog.so-net.ne.jp/2012-01-28">
<![CDATA[
<img src="http://bunboni58.blog.so-net.ne.jp/_images/blog/_17d/bunboni58/General20D.jpg" width="191" height="190" border="0" align="" alt="General D.jpg" /><br />
<br />
在リスボンのモザンビーク人ラッパー、ジェネラル・デーの97年セカンド作。<br />
ずいぶん探したんだけど、ポルトガル盤じたいが入手困難で、<br />
もうとっくに諦めてた１枚。今頃になって見つかるとは。<br />
<br />
ジェネラル・デーを知ったのは、“ONDA SONORA : RED HOT + LISBON” がきっかけ。<br />
ブラジルのファンキン・ラタと共演していて、その名を覚えたんでした。<br />
その直後に聴いたデビュー作の、<br />
アレステッド・ディヴェロップメントを想わせるオーガニック感に惹かれました。<br />
その後ジャケットがカッコいい、このセカンド作の存在を知り、<br />
ずっと探し続けたものの、とうとう見つからずじまいだったというわけ。<br />
<br />
ルーツを意識したデビュー作は、どこか観念的なアフリカン・サウンドだったのが、<br />
本作ではバラフォン、親指ピアノ、ビリンバウなどの扱いも巧みとなり、ぐっと説得力を増しました。<br />
カーボ・ヴェルデのミュージシャンを起用して、<br />
カヴァキーニョ、コンサーティーナ、ハーモニカをフィーチャーした曲や、<br />
ポルトガル・ギターをフィーチャーした曲、<br />
さらにはアラ・ドス・ナモラードスのヌーノ・ゲレイロをゲストに迎え、<br />
カウンターテナーを聞かせる曲など、<br />
１曲１曲バックトラックがよく練られていて、カラフルに仕上げられています。<br />
<br />
ジェネラル・デーは、PALOPやLusafricaを繋ぐ役割を本作で果たしています。<br />
PALOPとはPaises Africanos de Lingua Oficial Portuguesの頭文字をとった、<br />
ポルトガル語圏アフリカを意味する言葉で、LusafricaもPALOPと同義語。<br />
ポルトガルの古名Lusitanoに由来する合成語で、<br />
Lusophone（ポルトガル語）を話すアフリカの国という意味ですね。<br />
アフリカン・ラップのアルバムの中でも出色の作品となった本作、<br />
これ以後アルバムが出ていませんが、今はどうしているんでしょう。<br />
<br />
General D  "KANIMAMBO"  EMI  7243-8-21365-2-1  (1997)<a name="more"></a>
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<title>ポール・ジャクソンの裏名盤　エディ・ヘンダーソン</title> 
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  <link rel="service.edit" type="application/x.atom+xml" href="http://blog.so-net.ne.jp/atom/blog_id=306236/entry_id=48505079" title="ポール・ジャクソンの裏名盤　エディ・ヘンダーソン" />
  <modified>2012-02-24T15:13:14Z</modified> 
  <issued>2012-01-26 00:00:00+09:00</issued> 
  <id>tag:blog.so-net.ne.jp,2012:bunboni58.48505079</id> 
  <summary type="text/plain"> </summary> 
  <dc:subject></dc:subject> 

<content type="text/html" mode="escaped" xml:lang="ja" xml:base="http://bunboni58.blog.so-net.ne.jp/2012-01-26">
<![CDATA[
<img src="http://bunboni58.blog.so-net.ne.jp/_images/blog/_17d/bunboni58/Eddie20Henderson20Mahal.jpg" width="196" height="193" border="0" align="" alt="Eddie Henderson Mahal.jpg" /><br />
<br />
う～ん、この時代のクロスオーヴァーって、古くならないなあ。<br />
フュージョンというネーミングに取って代わられる前のクロスオーヴァーは、<br />
今聴き返しても、30年以上も昔のサウンドという感じがしません。<br />
<br />
長年ＣＤ化を待ち望んでいたクロスオーヴァーの傑作、<br />
トランペッターのエディ・ヘンダーソンが、<br />
ハービー・ハンコック率いるヘッド・ハンターズの面々とともに録音した78年作です。<br />
999円というお徳用盤で、ようやくＣＤ化してくれました。<br />
本当は日本盤を買うのはシャクなんだけど、<br />
いつまで待ってもアメリカ盤は出ないので、仕方ありましぇん。<br />
どちらかといえば知名度の低いアルバムですけど、<br />
エレクトリック時代のハンコックが好きなファンの間では、裏名盤として知られている盤ですね。<br />
<br />
エディ・ヘンダーソンは、90年代にビリー・ハーパーやケニー・バロンなどと共演して、<br />
ストレイト・アヘッドなハード・バップ作もたくさん出しましたけど、<br />
ぼくにとっては、この“MAHAL” がなんといっても思い出深いアルバムです。<br />
エディの光沢感のあるトランペット・ソロ以上に、<br />
ハンコックほかのメンバー全員によるアンサンブルのダイナミズムが、<br />
このアルバムの最大の聴きどころとなっています。<br />
<br />
１曲目のハンコック作の“Butterfly” は、<br />
74年の“THRUST” に収録されたオリジナル・ヴァージョンを凌ぐグルーヴィーな演奏となっていて、<br />
この曲最高のヴァージョンに仕上がっています。<br />
グルーヴのカナメとなっているのが、ポール・ジャクソンのベース。<br />
「ぐいのり」という形容がまさにピッタリの、<br />
裏拍の絶妙なタイム感に、何度聴いてもゾクゾクしちゃいます。<br />
<br />
スラップ奏法のベーシストがドラマーと同じビートを刻むことが多いのに対し、<br />
スラップを使わないポール・ジャクソンは、ドラムスのビートとクロスしたり、<br />
ビートの合間を縫うようなフレーズを畳み込むことによって、<br />
バンド全体にウネリをもたらすグルーヴを生み出すのが特徴です。<br />
ぼくはこういうタイプのベーシストが好きで、<br />
チャック・レイニー、ポール・ジャクソン、アンソニー・ジャクソンの３人が、<br />
マイ・フェバリット・ベーシスト（ツ）なんですね。<br />
<br />
そんなグルーヴ・マスターの最高の名演が、このアルバムには存分に詰まっているわけで、<br />
なかでも“Butterfly” は、クロスオーヴァー時代のジャズ・ファンクの名演といえます。<br />
<br />
エディ・ヘンダーソン　「マハール（迷宮）」　EMIミュージック・ジャパン　TOCJ50260  (1978)<a name="more"></a>
]]> 
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<title>上海時代曲を歌う　林寶</title> 
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  <modified>2012-02-24T15:13:14Z</modified> 
  <issued>2012-01-24 00:00:00+09:00</issued> 
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  <dc:subject></dc:subject> 

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<![CDATA[
<img src="http://bunboni58.blog.so-net.ne.jp/_images/blog/_17d/bunboni58/E69E97E5AE9DE38080E4B88AE6B5B7E6AD8CE5A7AB.JPG" width="192" height="192" border="0" align="" alt="林宝　上海歌姫.JPG" /><br />
<br />
うひゃあ、なんだこの大きさは！<br />
23センチ四方の大判サイズは、まるで写真集のよう。<br />
タイトルとアーティスト名をデザインした透明スリップ・ケースを外すと、<br />
ＣＤとブックレットを納めた二つ折りの本体が現れます。<br />
どんだけ豪華なつくりなんでしょか。<br />
<br />
上海出身の女性シンガー林寶（リン・バオ）が昨年12月にリリースした最新作。<br />
30～40年代の上海時代曲を歌った企画作と聞いてオーダーしてみたら、<br />
やたらとでっかい荷が届き、？？？と思いながら箱を開けて驚いたというわけでした。<br />
<br />
歌われているのは、周璇の「天涯歌女」に始まり、<br />
潘秀瓊「情人的眼涙」、李香蘭「夜来香」、葛蘭「我要你的愛」「卡門」、白光「狂戀」、<br />
姚莉「得不到的愛情」、呉鶯音の「明月千里寄相思」と、見事なまでにレトロなレパートリー揃い。<br />
22ページのブックレットには、歌詞とそれぞれの曲の解説が、当時の写真と併せて載せてあります。<br />
<br />
主役の林寶はバツグンの歌唱力を持ちながら、さりげなく歌える人で、<br />
さらりと乾いた情感を感じさせる、すばらしいシンガーです。<br />
周璇を意識した少女のようなコケティッシュな歌いぶりから、<br />
しっとりとした大人の女性を表現する丁寧な歌唱まで、その変幻自在ぶりも鮮やかで、<br />
う～ん、いいシンガーですねえ。<br />
<br />
ジャズやラテンを溶け込ませた戦前上海歌謡を、<br />
現代のセンスでブラッシュ・アップしたサウンド・プロダクションは、実にスムーズな仕上がり。<br />
スウィング、タンゴ、フラメンコ、マンボなど、多彩な要素を織り込んだアレンジも見事なら、<br />
アルバム・ラストで、港の船の汽笛や物売りの声、<br />
ミュージック・ホールの観客の拍手をコラージュして、<br />
ピアノとシンフォニー・オーケストラの優雅な短い演奏でアルバムの幕を閉じるという演出にも、<br />
ウナらされました。<br />
<br />
台湾の伊能靜が、95年に出した『百樂門小艶紅之快活歌』という企画作もありましたけど、<br />
これまで聞いた上海オールディーズのリヴァイバル作のなかでは、間違いなく最高作ですね。<br />
個人的には、レバノンの歌姫ハニーンの「アラボ・キューバン」以来のヒット作です。<br />
<br />
林寶　「上海歌姫」　豊華唱片  STC1101　(2011)<a name="more"></a>
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<title>ブタウィの旧正月を祝って　ガンバン・クロモン・モデルン・ナガ・サリ</title> 
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  <modified>2012-02-24T15:13:14Z</modified> 
  <issued>2012-01-22 00:00:00+09:00</issued> 
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  <dc:subject></dc:subject> 

<content type="text/html" mode="escaped" xml:lang="ja" xml:base="http://bunboni58.blog.so-net.ne.jp/2012-01-22">
<![CDATA[
<img src="http://bunboni58.blog.so-net.ne.jp/_images/blog/_17d/bunboni58/Gambang20Kromong20Koplo.JPG" width="192" height="189" border="0" align="" alt="Gambang Kromong Koplo.JPG" /><br />
<br />
２年前、大衆味いっぱいのガンバン・クロモンに狂喜乱舞した<br />
ガンバン・クロモン・モデルン・ナガ・サリの新作が届きました。<br />
<a href="http://bunboni58.blog.so-net.ne.jp/2010-05-14" target="_blank">http://bunboni58.blog.so-net.ne.jp/2010-05-14</a><br />
前のアルバムが出た時も、よくまあこんなディープな音楽が<br />
カセットでなくＣＤで出るもんだと思いましたが、<br />
まさか続編というか新作が出るとは思わなかったので、嬉しい驚きです。<br />
<br />
タイトルに「コプロ」とあるのは、ロック色を強めたダンドゥット<br />
「ダンドゥット・コプロ」と同義語かと聴く前は警戒しましたけど、<br />
別にガンバン・クロモンをロックぽくしているわけではありませんでした。<br />
前のアルバムより、ビートを強化してテンポも速くダンサブルにしたところが、<br />
「コプロ」だということなんでしょうかね。よくわかりませんけれども。<br />
まあ、流行語のひとつとして、宣伝文句を借りてきただけのことなのかもしれませんが。<br />
<br />
ガンバン（木琴）とクロモン（ゴング）の規則的なビートにのっかって、<br />
ルバーブ、スリン、エレキ・ギターが好き勝手なフレーズを紡ぐ演奏ぶりは自由奔放そのもの。<br />
その自由すぎる演奏ぶりに、「ほかの人のプレイ、聴いてんのか？」という感じもしますけど、<br />
これでぴたりとアンサンブルがまとまっているんだから、なんとも不思議です。<br />
長年一緒に演奏している連中とおぼしき、息の合ったプレイが見事です。<br />
<br />
さらに、フィーチャーされる男女歌手の中には、<br />
すさまじくフラットした音程で堂々と歌う者もいて、そのクセの強いエグ味は、<br />
バタビア（ジャカルタの旧名)のブタウィ（ジャカルタ人）ならではと思わせます。<br />
華人らしい祝祭感覚いっぱいのにぎにぎしいサウンドは、ブタウィの旧正月にぴったりですね。<br />
<br />
Gambang Kromomg Modern "Naga Sari"  "GAMBANG KROMONG KOPLO"  Citra Suara  CSS8020<a name="more"></a>
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<title>70年代ＭＰＢをジャジーに　ジョアナ・ドゥア</title> 
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  <modified>2012-02-24T15:13:14Z</modified> 
  <issued>2012-01-20 00:00:00+09:00</issued> 
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<content type="text/html" mode="escaped" xml:lang="ja" xml:base="http://bunboni58.blog.so-net.ne.jp/2012-01-20">
<![CDATA[
<img src="http://bunboni58.blog.so-net.ne.jp/_images/blog/_17d/bunboni58/Joana20Duah2020DC38120LICENC387A.JPG" width="192" height="191" border="0" align="" alt="Joana Duah  DÁ LICENÇA.JPG" /><br />
<br />
春の光を思わせるジャケット。<br />
厳しい北風に震える毎日をふと忘れさせる、すがすがしさに手が伸びました。<br />
<br />
ジョアナ・ドゥアというMPBの新人女性シンガー、これがデビュー作だそうですが、<br />
キャリア十分というか、下積みも長かった人のようで、<br />
マルチナリアが抜けたあとのバタコトで歌い、ニュー・ヨークへ渡ってロメロ・ルバンボや<br />
パウリーニョ・ブラガ、ベベウ・ジルベルトなどと共演するほか、<br />
最近ではセルジオ・サントスやアミルトン・ジ・オランダのツアーにも同行した経歴の持ち主。<br />
<br />
なるほど、ただの新人さんじゃないことは、<br />
ジアナ・ヴィスカルジとミッヒ・フジシュカのコンビによる冒頭曲を聴くだけで、イッパツでわかります。<br />
切り込んでくるホーン・セクションやブレイクを多用したアレンジにのって、<br />
キレのある歌声でたたみこむように歌うジョアナは、なかなかに鮮やかです。<br />
<br />
ゴンザギーニャ、ジャヴァン、ドリ・カイーミ、シコ・ブアルキ、マルコス・ヴァーリ、フィロー・マシャード、<br />
ネルソン・アンジェラ、ジョアン・ボスコといった面々の曲をカヴァーするセンスも好感大なら、<br />
サンバをベースにした70年代ＭＰＢの香り高いサウンドも嬉しいですね。<br />
やや鋭角的なリズム・アレンジを施し、全体をジャジーなトーンで包んでいて、<br />
ジアナ・ヴィスカルジと共通するジャズ・センスを感じさせる人です。<br />
<br />
母音がちょっと鼻にかかるジョアナの歌い口もぼく好みで、<br />
ガル・コスタをはじめ、ジョイス、ダニエラ・メルクリなど、<br />
こういう発声をするＭＰＢ歌手って、多いですね。<br />
<br />
Joana Duah  "DÁ LICENÇA"  Rob Digital  RD154  (2011)<a name="more"></a>
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<title>さらばユッスー</title> 
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  <modified>2012-02-24T15:13:14Z</modified> 
  <issued>2012-01-18 00:00:00+09:00</issued> 
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<content type="text/html" mode="escaped" xml:lang="ja" xml:base="http://bunboni58.blog.so-net.ne.jp/2012-01-18">
<![CDATA[
<img src="http://bunboni58.blog.so-net.ne.jp/_images/blog/_17d/bunboni58/Youssou20Ndour20Mballax20Dafay20Wax.JPG" width="192" height="189" border="0" align="" alt="Youssou Ndour Mballax Dafay Wax.JPG" /><br />
<br />
アラブ歌謡アルバム“EGYPT”、映画のサントラ“I BRING WHAT I LOVE”、<br />
レゲエ・アルバム“DAKAR-KINGSTON” と、ここ10年音楽的な創造力を失い、<br />
迷走し続けている世界のスーパー・スター、ユッスー・ンドゥール。<br />
セネガル大統領選に出馬すると聞き、<br />
「ああ、いかにも」と冷ややかな感想しか浮かばなかったのは、<br />
とっくにユッスーに愛想を尽かしていた証拠なのかもしれません。<br />
<br />
新作なんかもうどうでもいいから、ユッスーが一番輝いていた<br />
80年代後半のカセット作品を早くＣＤリイシューしてくれよ、というのがホンネなんですけど、<br />
昨年の11月4日、地元向けにリリースした最新作は、<br />
普段着姿のンバラを楽しめるというので、それじゃあと手を伸ばしてみました。<br />
<br />
タイトル『ンバラは語る』のとおり、たしかに内容は全編ンバラで、<br />
未発表の３曲と過去のヒット曲をメドレーにした３曲が交互に収められています。<br />
メドレーでは“Thiapathioly” “Taaw” “Batey” といったおなじみのナンバーが次々と歌われ、<br />
ンバラ・アレンジの“Ob-La-Di, Ob-La-Da” が登場するところも、ファンにはたまらないのでは。<br />
シュペール・エトワール・ド・ダカールの面々もよくしなるビートで、<br />
小気味よいシャープな演奏を繰り広げています。<br />
<br />
でもなあ……。やっぱりユッスーに往年の輝きはないですね。<br />
過去のヒット集という意味では、たしかに悪いアルバムではありません。<br />
ユッスーの声もちゃんと出ているし、ンバラの演奏もきりりとタイトに引き締まっています。<br />
でも、それだけ。これぐらいのアルバム、ユッスーなら楽勝で作れますよ。<br />
<br />
名の売れた音楽家が、政治家に転身するような野心を持つようになったら、もうおしまい。<br />
ライ・クーダーあたりにもそういう臭いがして、イヤな感じのする今日この頃です。<br />
<br />
Youssou Ndour  "MBALLAX DAFAY WAX"  no label  no number  (2011)<a name="more"></a>
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