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華のあるエチオピア演歌 ゲテ・アンレイ

Gete Anley  MELKISH AYBELTISHIM  Ambassel.jpg   Gete Anley  MELKISH AYBELTISHIM  Nahom 2015.jpg

かすかに苦味を加えた味のある声、なんか聞き覚えがあるなあと思って、
棚をごそごそと探したら、この人の04年作“CHEBEL LEBE” がありました。
少しクセのあるテナー・ヴォイスで、伸びのあるヴォーカルを聞かせる
エチオピアの男性シンガー、ゲテ・アンレイ。

キレのあるこぶし使いが巧みで、いい歌手だなあと思いつつ、
ナホンの凡庸な金太郎飴プロダクションが、その歌いぶりを生かせず、
なんとも残念に思っていたんでありました。

今度の新作も、ナホン専属のアレンジャー兼ギタリスト、エリアス・メルカの制作なんですが、
ちゃらい鍵盤系のチープなサウンドが影を潜め、
ボトムにも厚みが増して、ぐっと重心が低くなりましたね。
エリアスのロック調ギターや、ファンク・ベースのフィル・インを効果的に使い、
打ち込みのホーン・サウンドに生のサックスを絡ませるなどの工夫もして、
メリハリのあるプロダクションにしています。

曲中に複雑なリズムを織り交ぜるパートを作るなど、
以前には聞かれなかったアレンジを施すようになったほか、
鍵盤楽器によるオーケストレーションのアレンジも格段に向上しています。
なんかすっかり腕を上げましたねえ。エリアス・メルカ、見直しましたよ。

ゲテ・アンレイもカラフルなサウンドに応えて、
迷いのないパワフルなヴォーカルでシャープに歌っていて、胸をすきます。
ゲテは、10年にジャン=ポール・ブレリーのアディス・アベバ・セッションにも参加していましたね。
今まさに脂ののった、華のあるエチオピア演歌を歌える逸材です。

Gete Anley "MELKISH AYBELTISHIM" Ambassel no number (2015) [Ethiopia]
Gete Anley "MELKISH AYBELTISHIM" Nahom no number (2015) [US]
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