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ジルベルト・ジル86年東京ライヴのオリジナル盤

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オリンピック、盛り上がっていますね。
開会式にはジルベルト・ジルにカエターノ・ヴェローゾ、
ウィルソン・ダス・ネヴィスも登場したんだそうで、
恥ずかしながら、見逃し三振のマヌケっぷりを発揮してしまいましたが、
ジルとカエターノが74歳という年齢を聞いて、あらためてショックを受けちゃいました。

え~、ジルって、もう70過ぎなのかあ。
う~ん、あらためて時の流れの残酷さを思い知らされるというか。
自分だって60近くなってんだから、当たり前ちゃあ、当たり前なんだけれども。
ジルを初めて観た、86年8月20日の来日公演。ちょうど30年前になるわけか。
あの時ジルは44歳で、まさに脂の乗り切った時期だったんだなあ。

懐かしくなって、当時のライヴ盤を取り出してみたら、
あ、このCDは珍しいかもと思いつき、話題に取り上げようかという気になりました。
このジャケットというか、CD表紙、見たことのある人、います?
一般に知られている東京ライヴのジャケットは、
黒縁の上下にジルの顔をクレヨン画で描いたデザインですよね?

日本のコンサート告知ポスターをそのまんまデザインしちゃったこのCD、
88年11月にリオのレコード屋さんで買ったものです。
LPは出ておらずCDのみのリリースで、
この時のライヴを観た者としては喜び勇んじゃいました。

ライナーには、来日公演のプログラムがそのまま転載されていて、
エリゼッチ・カルドーゾのライヴ・イン・ジャパンのブラジル盤LPで、
日本の雑誌記事をコラージュしていたのを思い出すデザインとなっています。
レーベル面には“MADE BY WARNER PIONEER CORPORATION, JAPAN” とあり、
どうやらブラジル国内向け商品として、
日本のワーナー・パイオニアに生産委託したCDだったみたいですね。

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新婚旅行でブラジルに行った時に見つけたものなんですけど、
同じワーナー系列のCDで、ジョアン・ジルベルトの
85年モントルー・ジャズ・フェスティバルも、当時2枚組でCD化されていました。
ケースは2枚組仕様ではなく、バラのケース2枚をセットにしたものでしたけれどね。
これまたジルのライヴ盤同様、レーベルには日本製と書かれていて、
バックインレイは、ソングリストのみの白黒印刷という味気ないもので、
いかにもCD黎明期といった作りでしたねえ。
CDケース裏に、わざわざエンボス加工で“MADE IN BRASIL” とあるのが
ちょっと面白かったりして(ケースだけブラジル製?)。

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88年当時、ブラジルのCD流通はごく初期の段階で、
ブラジル国内にはまだプレス工場がなかったんだと思われます。
CD生産が早かったフィリップス系列のCDも、ディスクは西ドイツ製だったもんなあ。
86年頃から有名アーティストのベスト盤が、ようやくCDで出るようになったばかりで、
まだ単独アルバムのCDは出ておらず、初めて単独アルバムでCDが出たのは、
カエターノ・ヴェローゾの“CAETANO”(87)でした。
次いで、イヴァン・リンスの“MÃOS”(87)が出たのを良く覚えていますよ。

ジョアン・ジルベルトのモントルー・ライヴの2枚組CDも、
LPの裏ジャケットをデザインしたバックインレイをきちんと付け、
2枚組仕様のケースに入ったブラジル製ディスクが日本に入ってきたのは、
その後何年も経ってからでしたからね。
日本製ディスクに白黒バックインレイのオリジナルCDは、レアかも。
ま、あんまり意味のないマニア向けトリヴィアでありますが、
ジルの東京ライヴ盤のオリジナルは、コレクターズ・アイテムといえそうです。

Gilberto Gil "AO VIVO EM TÓQUIO" Geléia Geral/WEA 2292546942 (1987)
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