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ジャズ・ハーモニカ最高のプレイヤー ガブリエル・グロッシ

Gabriel Grossi  URBANO.jpg   Gabriel Grossi  DIZ QUE FUI POR AÍ.jpg
Gabriel Grossi  ARAPUCA.jpg   Gabriel Grossi Trio  HORIZONTE.jpg

いまのジャズ・ハーモニカ吹きではこの人が一番と、ぼくがみなしている
ガブリエル・グロッシの新作が届きました。
トゥーツ・シールマンス~マウリシオ・エイニョルンの系譜に連なるプレイヤーで、
クロマチック・ハーモニカを吹く人です。

03年にリリースされたデビュー作を聴いて、
16分音符が連続するフレーズを正確に吹きこなす超絶技巧に圧倒され、
それ以来大ファンになりました。
先日出版された『ブラジル・インストゥルメンタル・ミュージック・ディスクガイド』でも、
このデビュー作が選ばれていて、うん、やっぱりね、とナットクしたものです。

あ、でも、この本には一部誤りがあって、「2005 年、Marco Pereiraとのデュオで
『Afinidade』を録音。同年録音したのが初ソロ名義となる本作だ。」と書かれていたり、
CDリリース年を2005年、発売レーベルをDelira Musica と記載しているのは、
どうやら再発盤と勘違いしているみたいですね。

本作は、02年11月から03年2月の録音で、03年にインディ作としてリリースされ、
その後、05年にジャケットを変更して、Delira Musica から再発されました。
ただし、本には、03年のオリジナル盤のジャケットが載せられているんですけれども。

鮮烈なこのデビュー作が、ガブリエルの代表作といっていいと思いますが、
その後リリースされたアルバムもそれぞれ趣向を凝らしていて、どれも傑作揃いです。
北東部サウンドを取り入れた2作目の“ARAPUCA” や、
パウロ・モウラ、ラウル・ジ・ソウザ、マウリシオ・エイニョルンをゲストに迎え、
ベースレスのトリオ編成で吹きまくった3作目の“HORIZONTE” でも、
圧巻のプレイを聞かせてくれました。

これらのソロ作以外では、アミルトン・ジ・オランダ・キンテートでの活躍も
忘れられないところで、アミルトンのバンドリンと渡り合うガブリエルのハーモニカが、
このグループ最大の呼び物となっていましたね。

そして今作は、トロンボーン、サックス兼フルート、ギターの3人を加えた6人編成。
今回もベースレスで、キーボードは前作と同じギリェルミ・リベイロ、ドラムスは交替しています。
前3作との違いは、グループとしてのサウンドを重視していることで、
これまでのように、ガブリエル一人がばりばり吹きまくるのではないのですね。
曲はガブリエルとキーボードのギリェルミ・リベイロそれぞれの自作と共作で、
キャッチーなメロディなど、ポップなセンスに富んだ楽曲のうまさも魅力です。

Gabriel Grossi "URBANO" DG Produções no number (2013)
Gabriel Grossi "DIZ QUE FUI POR AÍ" no label LMCD0195 (2003)
Gabriel Grossi "ARAPUCA" Delira Música Dl509 (2007)
Gabriel Grossi Trio "HORIZONTE" Delira Música Dl539 (2009)
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