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世界へ羽ばたくノマド ボンビーノ

Bombino Nomad.JPG

おぅ! いいじゃない、ボンビーノの新作。
同じノンサッチ(ただしフランス)からリリースされたロキア・トラオレの新作
“BEAUTIFUL AFRICA” が期待ほどじゃなかったので、
ちょっと慎重になって、なかなか手が伸びなかったんですよね。

ロキア・トラオレは前2作で失望し、新作にも興味がわかなかったんですけど、
サンプルを聴く限りではふっきれた感があって、けっこう期待してたんだけどなあ。
悪かないんだけど、う~ん、なんか中途ハンパというか。もっとロックぽくしちゃえば良かったのに。
1・2作目のフレッシュさに代わる魅力は、いまだ生み出せずってところかなあ。
とりあえず、気持ち悪いヴィブラートをかけた歌い方はやめておくれやす(なぜか京言葉)。

ジョン・パリッシュという異色のプロデューサーと組んだロキアの新作でしたけど、
ボンビーノの方も、グラミー賞のプロデューサー・オヴ・ジ・イヤーを受賞した
ザ・ブラック・キーズのダン・オーバックがプロデュースするという、意外な組み合わせ。
友人の勧めでボンビーノを知ってファンになったダンが、
ナッシュビルの自分のスタジオにボンビーノとバンド・メンバーを招いて制作したんだそう。

セッティングはシンプルで、小細工なし。硬質なギターを中央にど~んと据えて、
サウンドを組み立てています。デザート・ブルースの骨格を際立たせた音作りが成功しましたね。
ちょっとローファイに仕上げたところも、砂漠の乾いた哀感を伝えて申し分ありません。
スティール・ギターやヴィブラフォン(なぜかクレジットされてない)を隠し味に使ったのも妙味です。

あいかわらず、ボンビーノのヴォーカルはふんにゃりしてますけど、
ガッツのあるサウンドがストレイトに迫ってきて、スカッとします。
ニジェールは多くのデザート・ブルース・ギタリストを輩出していますけど、
http://bunboni58.blog.so-net.ne.jp/2012-01-08
ボンビーノはそのなかでアタマ一つも二つも抜けた活躍ぶりですね。
前作のクンバンチャからノンサッチへの移籍と、恵まれた環境で確実な成長をとげた快作です。

Bombino "NOMAD" Nonesuch 534291-2 (2013)
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