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インド洋のポリリズム ランディゴ

20120729_Lindigo_Lafrikindmada.JPG   20120729_Lindigo_Maloya Power.JPG

レユニオンの新進マロヤ・グループ、ランディゴがフジロックに出演すると聞き、
あ~あ、またフェスだけ参加かと盛り下がっていたら、なんと単独コンサートが実現。やったあー。
マロヤのグループが来日するなんて、本当にひさしぶりのことですよ。
最初に来たのがダニエル・ワローで90年、その次がグランムン・レレで95年だから17年ぶり。
そのレレ翁も04年、74歳で亡くなってしまい、時は流れるですね。
予習用にランディゴの前作“LAFRIKINDMADA” も買って、準備万端。

Lindigo01.JPG気分わくわくで迎えた7月29日、
いやー、インド洋のポリリズムに気持ちよく踊れました。
サラヴァ東京というハコもステージと
お客さんの距離が近く、
一体感があって良かったですね。
リーダーのオリヴィエ・アラストのヴォーカルは、
CDで聴く以上にパワフルなうえ、
パーカッション・アンサンブルも
キレのあるビートを叩き出していました。

感心したのはリズムのヴァリーションが豊かなことで、
伝統的なマロヤばかりでなく、
カボス、ジェンベ、バラフォン、
コラのミニチュアみたいな8弦ハープといった
マダガスカルやアフリカ内陸の楽器も使って、
バラエティ豊かなリズムを楽しませてくれました。

特に面白かったのが、明らかにアフロビートの影響を感じさせる4分の4拍子。
ウッドブロックやハイハットを使いながら、ホーン・セクションもギターもキーボードもいないのに、
アフロビートそのもののビートを繰り出すのは新鮮でした。
CDでマロヤを聴くとフェイドアウトで終わる曲が多く、
グランムン・レレの時もなんとなく終わるエンディングが、ピリッとしないなあと思ったものですけど、
ランディゴは全曲ばちっとキメて終わるんですね。
曲の途中でブレイクを入れるアレンジも巧みでした。

Lindigo02.JPGLindigo03.JPG

終演後、リーダーのオリヴィエ・アラストにグランムン・レレが来日した時の写真をみせると、
なんとメンバーのフレデリック・マディアがグランムン・レレの親戚とのことで、
オリヴィエもフレデリックも写真に大興奮。
その写真はコンサートを撮ったものではなく、
小学校で行われたワークショップで、サトウキビを材料に
レユニオンの打楽器であるカヤンブ(大型のシェーカー)を小学生たちと一緒に作り、
最後に小学生たちとグループが共演した風景を撮ったものだったんですけど、
オリヴィエもフレデリックも写真に指さしては、
「あいつは……、こいつは……」と話がはずみました。
やっぱり狭い島のこと、マロヤを演奏する同士はみな知り合いなんですね。
オリヴィエは、「今日歌った曲にもレレ翁に捧げた歌詞があったんだよ」と言い、
マロヤの伝統が若い世代に逞しく継承され、
確かな発展をしていることを目撃できた一夜となりました。

【蛇足的疑惑】ステージでオリヴィエがバンドを紹介するとき、
「リンディゴ」と発音していて、あれっ?
フランス語の発音だと「ランディゴ」だけど、
レユニオン・クレオール語では「リンディゴ」と読むのかな。
オリヴィエに質問するのを忘れちゃって、あとになって後悔。訊いとけばよかったなあ。

Lindigo "LAFRIKINDMADA" Cobalt 138829 (2008)
Lindigo "MALOYA POWER" Hélico HWB58123 (2011)
コメント(2) 

コメント 2

Astral

フジ・ロックまで行ったのにランディゴに間に合わなかった愚か者は私です。苗場で聴くマロヤは最高だったはずなんですが・・・
by Astral (2012-08-01 20:40) 

bunboni

あれぇ、そりゃ残念でしたねえ。
昔からフェスがどうも好きじゃないので、単独公演じゃないと観に行く気にならないんです。
by bunboni (2012-08-01 21:05) 

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