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ガーナ、ボルガタンガ発ミニマル・トランス ボラ

Bola  Volume 7.JPG

こりゃ、おもしろい!

コロゴという2弦リュート(この表現もイマドキどうかと思うけど)を弾き歌う、
ガーナ北東の都市ボルガタンガ出身のボラと称するシンガー。
ローカルのカセットをそのまんまCD化したアルバムで、アフリカのカセット音源を紹介するブログ
Awesome Tapes From Africa を主宰するブライアン・シンコヴィッツさんが、
新たに興したインディ・レーベルの第2弾としてリリースしたもの。

シンセ、ベース、打ち込みをバックに、コロゴを弾き語るといった内容なんですが、
フラフラ語で歌うボラの怒鳴り散らすような歌いっぷりのすさまじいことといったら。
ひたすらパワフルなヴォーカルに、ただただ圧倒されてしまいます。

打ち込みのドラム・マシーンにのって、コロゴのせかせかとした反復フレーズに、
シンセとベースがユニゾンで弾くシンプルなベース・ラインを、
延々と繰り返すだけの単純きわまりない音楽なんですが、
これがワン・コードの呪術性を如何なく発揮した、トランス・ミュージックとなっているんですね。

いや、それにしてもこのエネルギーはスゴイですよ。
シャンガーン・エレクトロにも通じるグルーヴに、いやおうなく踊らされてしまいます。
5曲目や6曲目では、シンセとベースが不協和音の反復フレーズを奏でていて、
アタマがくらくらしてくるような天然アヴァンギャルドを味わえます。

これほど単純な音楽が、まったく飽きることなく楽しめるのは、
ひとえにボラの表情豊かなヴォーカル。
ちょっと聴いただけでは、ただ怒鳴っているだけのようにも聞こえますが、
節回しやリズムへのノリには豊かなニュアンスがあって、ぐいぐい引き付けられてしまいます。

コノノやシャンガーンに続く、ミニマル・トランスなローカル・ミュージック、
まだまだアフリカのあちこちにありそうですね。

Bola "VOLUME 7" Awesome Tapes From Africa ATFA002 (2009)
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