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現代に甦るメディスン・ショウ デヴィーナ&ザ・ヴァガボンズ

Davina and The Vagabonds  BLACK CLOUD.JPG

こりゃあ、面白い。
ピアノ弾きの女性歌手に、ウッド・ベース、ドラムス、トランペット、トロンボーンという編成で、
ニュー・オーリンズ・ジャズをベースとした音楽性のノスタルジックな歌を聴かせる一座。

思わず「一座」といってしまいましたけど、このバンド、まるで現代に甦ったメディスン・ショウみたい。
バンド・メンバーが繰り出すニュー・オーリンズ・スタイルの演奏が極上で、
今どきの音楽をやるように、こともなげにノスタルジーたっぷりのオールドタイミーな演奏を、
作為のそぶりをまったく感じさせずに、ごく自然にやってみせるところがスゴイ。
ニュー・オーリンズらしい、騒々しくもハッピーなホット・ジャズを味あわせてくれます。

そして、なにより魅力なのが、主役のデヴィーナ・サワーズのしゃがれたハスキーなヴォーカル。
ビリー・ホリデイのブルージーな味わいとともに、ランディ・ニューマンを思わせる物語性を持った、
説得力たっぷりの歌唱にすっかりまいってしまいました。
音楽性からすると、レオン・レッドボーンが一番近い感じもするけど、
レッドボーンみたいなツクリモノっぽさがない。
全曲デヴィーナの作、CDのコンセプトやデザイン、写真まで彼女が手がけていて、
その才能はトム・ウェイツにも近いものを感じさせますね。
二人ともクルト・ヴァイルが好きそうだし。

ジョー・ヘンリーが次作をプロデュースしたりしないかな。

Davina and The Vagabonds "BLACK CLOUD" Roustabout no number (2011)
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