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桜色の白日夢 タミー

Tamy.JPG

柔らかな桜色に彩られた並木道を歩いていると、自分の身体を少し軽く感じます。
キューティー・ヴォイスの女性シンガー、タミーの新作を聴きながら散歩をしていると、
足元がふわっと浮き上がるような心地よさを味わえます。

新世代ボサ系エレクトロニカとでもいうべき、
アクースティックな音感をいかしたデリケートなエレクトロニカは、
かつて旋風を巻き起こしたフェルナンダ・ポルトより、もっとソフトな仕上がり。
打ち込みの音色がよく吟味されていて、
スペースを生かしたサウンドは羽毛のような肌触りで、天国にいけます。

ギターのバチーダを、しなやかな打ち込みが優しく包み込むボサ、
クールな女性コーラスとラッパーをフィーチャーした、柔らかなレゲエ、
生音をいかしたドラムンベースと、どのトラックも音数をぎりぎりに絞り、
余計な音を重ねない、引きの美学が徹底されています。

センシティヴなプロダクションに彩られたタミーのつぶやくようなヴォイスは、
低血圧ヴォーカルともいえそうな素っ気ない歌いぶりで、
それがなおさら、オトコごころをくすぐりますね。
少女のようなキュートさばかりでなく、アンニュイな表情も随所にみせる女っぷりは、
ぼくの夏の定番ともなっているスラマと、どこか相通ずるものを感じさせます。
http://bunboni58.blog.so-net.ne.jp/2010-07-23

桜のぼんやりとした淡い色に、ふと春の白日夢をみるようなアルバムです。

Tamy "TAMY" Som Livre 1785-2 (2011)
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