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Hip! Hep! Hop! ジョージー・フェイム

20 Beat Classics.JPG    Tone-Wheels 'A' Turnin'.JPG

うわー、この軽やかさって、なに。
この人は歳をとっても、身のこなしがぜんぜん変わりませんね。

息子二人とやってきたジョージー・フェイム、その60年代と変わらないみずみずしさは、
奇跡的といっても過言じゃないでしょう。
ミュージシャンがこんなふうに歳をとれるのって、理想的じゃないですかね。
円熟してもちっともエラそーになってなくて、どこかアマチュアぽさを残す身軽さが、
ジョージー最大の魅力だと思います。

ぼくがジョージー・フェイムを知ったのはすごく遅くて、
80年代に60年代録音を復刻した名編集盤“20 BEAT CLASSICS”で聴いたのが最初でした。
その頃ちょうどジョー・ジャクソンの“JUMPIN' JIVE”(81年)が話題になっていて、
たしかその関連でジョージーに興味を持ったんだと思います。

ジョー・ジャクソンのアルバムは、ルイ・ジョーダンを聴いたことのないロック・ファンなら騙せても、
本物のジャイヴをたっぷり聴き込んだ耳には、てんで物足りないものでした。
ところが、ジョージーにはそんな薄っぺらさを感じなかったんですね。
ジャイヴやR&Bを下敷きにしつつも、自分の側にぐいと引き寄せてしまう力があって、
そこらあたりが、ジャイヴを大真面目にコピーしちゃうジョー・ジャクソンとは違いました。
ジョージーの持つ自由闊達な開放感は、見事に「ヒップ」を体現していて、
ぼくの大大大好きな黒人バップ・ヴォーカリスト、ジョー・キャロルと近い感覚を感じさせたものです。

9月3日コットンクラブでのギグも、
そんなジョージーのヒップ感覚を発揮したステージを繰り広げてくれました。
トレードマークのオルガンもよく鳴っていて、実にグルーヴィでしたね。
長いジョージーのキャリアの中でも、間違いなく代表作として数えられるであろう最新作ともども、
60も半ばを過ぎたジョージーは、いまもっとも充実してるんじゃないでしょうか。

Georgie Fame "20 BEAT CLASSICS" Polydor 847810-2
Georgie Fame & The Last Blue Flames "TONE-WHEELS ‘A’ TURNIN’" Three Line Whip TLW008 (2009)
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